
ネットオークションに出品した経験がない方が不安に思うのは、やっぱり落札者とトラブルに発展することですよね。
特に、
・過去の取引で未入金やキャンセルを多発させているトラブル入札者
・買う気がないのに高額で入札するいたずら
などは、できることなら避けたいものです。
そんな悩みを解決してくれるのが、出品オプションの「入札者制限」です。
ここでは、この「入札者制限」の使い方についてご説明します。
入札者制限とは?
入札者制限とは、過去の取引で「悪い評価」が多かったり、身元確認が取れていないユーザーは入札ができないようにできる出品オプションです。
出品ページを作成する際にオプション欄にチェックするだけでよく、無料で利用できます。
入札者制限には、3つのオプション(①認証制限、②割合評価制限、③総合評価制限)があります。
① 認証制限
認証制限を設定すると、モバイル確認やプレミアム会員登録など、手続きをして身元の認証をした入札者しか入札ができなくなります。
認証制限には、特に新規のIDを悪用したいたずら入札を未然に防ぐ効果があります。
② 悪い評価の割合での制限
割合評価制限を設定すると、悪い評価の割合が20%以上の利用者は入札ができなくなります。
これは、取引にルーズな利用者や、キャンセルが多い利用者との取引トラブルを未然に防ぐ効果があります。
③ 総合評価での制限
総合評価で入札制限をかけることで、評価の合計が-1以下の利用者は入札ができなくなります。
これは、取引トラブルやキャンセルが特に多い利用者の入札を防ぐ効果があります。
入札制限オプション設定の方法
入札制限オプションの設定はとてもかんたんです。出品ページの作成をするとき、「取引オプション」の欄でチェックをするだけ。
PC版

スマートフォンアプリ版

出品したあとに設定しなおすことはできませんので、出品する際に忘れずに設定をしてください。
認証制限をかけたら入札は減らない?
認証制限をかけると、利用者に認証が面倒に思われて、入札されなくなってしまうのでは?
と不安な方もいらっしゃると思います。
そこで、利用者の視点から認証制限はどのように映るかを確認しておきます。
認証がまだされていない新規のIDで入札しようとすると、次のような画面が表示されます。

モバイル確認は、電話番号を入力し、SMSで届く認証コードをヤフオク!の画面で入力するだけなので、30秒ほどで済むとてもかんたんなものです。
もちろん、すでに認証をすませてある入札者にはこの画面は表示されませんのでご安心ください。
おわりに
いかがでしたか? 入札制限をうまく使うことによって、より安全に取引ができるようになるとわかっていただけましたでしょうか。
もし、それでもいたずら入札のトラブルに遭ってしまった・・・というときは、「いたずら入札トラブル申告制度」をご利用ください。
それでは、入札制限を使って、安心してネットオークション出品をお楽しみください!