近頃よく耳にする「断捨離」という言葉。
断捨離をすると気持ちがすっきりしたり、運気が上がるという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にやり方やコツがわからず、失敗してしまう人も多いのだとか。
今回はそんな断捨離について、基本のやり方やコツ、さらには断捨離後の部屋をキープするコツなどについて徹底的に解説していきます!
手順やコツも難しいものはなく、初めての方でも簡単に実践できるものばかりです。
ぜひ参考にしてみてください。
断捨離の基本をおさらい
断捨離をする前に、まずは断捨離がどのようなものなのか、基本をおさらいしていきましょう。
断捨離の意味とは?

よく耳にする「断捨離」という言葉ですが、どんな意味があるかご存じですか?
断捨離は「断行、捨行、離行」という3つの言葉をあわせたもので、「入ってくる不要なものを断ち、不要なものを捨て、物への執着から離れる」という意味があります。
つまり「断捨離を行うことで、気持ちを充実させて生活の質をあげる」ことが本来の断捨離なのです。
それぞれの言葉の意味について解説していきます。
断:入ってくる不要な物を断つ
「断」は入ってくる不要なものを断つという意味があります。
例えばつい要らないものを買ってしまうなんてことありませんか?
不要なものは断ち、必要なものだけを手に入れるのが「断」という考え方です。
捨:不要な物を捨てる
捨は「不要なものを捨てる」という意味があります。
使っていない物でも「いつか使うかも」と思って、家に物が多くなっている方もいるのではないでしょうか。
使わないもの、不要なものは捨てるというのが「捨」の考え方です。
離:物への執着から離れる
「離」は物への執着から離れるという意味があります。
そもそも物が増えたり余計なものを買ってしまうのは、物への執着が原因と考えられます。
「離」は、物への執着を無くし、不要なものを断つ・捨てるという断捨離の根本の考え方とも言えますね。
断捨離のすごい効果やメリット
「断捨離はよい」とよく聞きますが、実際にどんな効果があるのでしょうか。
断捨離の効果やメリットについて、解説していきます。
気持ちがすっきりとする

断捨離の最大のメリットは、やはり「気持ちがすっきりすること」ではないでしょうか。
部屋が散らかっていたり、物が多かったりすると、なんとなく気分も落ち込んでしまいますよね。
そんな時に、思い切って要らないものを捨てると「すっきりした!」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
「断捨離をすると運気が上がる」といわれているのも、不要なものを捨てて新しい気を取り込んだり、気持ちがすっきりしてポジティブになることに由来しているのかもしれませんね。
物を探す時間が節約できる
断捨離をすると、「物を探す時間が節約できる」というメリットも生まれます。
物が多いと「何をどこに置いたかわからず、必要な時に見つからずに困ってしまう」なんて経験ありませんか?
断捨離は必要なもの以外を捨てるため、不要なものが減ることで、物を探す時間が節約できます。

お金の節約につながる
断捨離をすると、結果的にお金の節約にもつながります。
理由としては
- 不要なものを買わなくなる
- 同じものを買わなくてよくなる
- 質が高く、長く使えるものを買うようになる
などがあげられます。

断捨離の思考が身につくと、何かを買うときに「本当に必要か」をまず考えるようになるため、無駄遣いも減り、長く使えるものを選ぶようになります。
例えば、不要なものを月に5,000円買ってしまっているとすると、1年間で60,000円の節約になります。
長い目で見てみると、大きな金額ですよね。
断捨離ができない人の特徴は?
大きなメリットがある断捨離ですが、実は断捨離ができない人・苦手な人も少なからずいます。
断捨離ができない人の特徴は
- 使っていないものでも、「いつか使うかも」と思ってしまう人
- 物を捨てることに不安感や罪悪感を抱いてしまう人
- 依存しやすい人
- 気持ちが満たされていない、自己肯定感が低い人
などです。
例えば人からもらったものや、思い出のある物は「せっかく友達からもらった物だから…」と捨てることに罪悪感を覚えてしまったりしますよね。
また、物への執着は『気持ちが満たされていないことのあらわれ』だとも言われており、依存体質の人や自己肯定感の低い人は断捨離が苦手といわれています。
しかし、心配はいりません!
これから断捨離のやり方やコツをお伝えしていくので、できることから実践してみてください。

上手な断捨離のコツを順番ごとに解説
断捨離の基本についてお話ししたところで、次はいよいよ断捨離のコツや手順などを解説していきます。
断捨離をしたことがない方や苦手な方でもわかりやすく書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.断捨離で一番初めにやること
「断捨離と言っても、何から手を付けていいかわからない」という方のために、まずは一番初めにやることをご紹介します。
最初にゴミを片付ける

断捨離の前にまずは身の回りのゴミを片付けることから始めていきましょう。
片付けが苦手な方は、部屋に物が散乱していたり、ゴミがそのままになっていることも多いです。
例えば、空のペットボトルやパッケージ、ビニール袋などのゴミがそのままになっている場合は、まず最初に片付けましょう。
身近なものからとりかかる
いざ「断捨離をしよう」と思っても、どこから手を付けていいかわからないですよね。
そんな時は、よく目につく身近なものから取り掛かるのがおすすめです。
例えば
- 机の上
- 洋服
- メイク道具
- 本
など、一気にすべてを片付けるのではなく、よく使うものや、パッと見て目につきやすいものから始めていきましょう。
2.エリアをわける
次は断捨離をするエリアをわけ、優先順位をつけていきます。
一度に全部片付けようとしない
断捨離の失敗談でよくあるのは、「一度に全部片付けようとして失敗してしまった」という話をよく聞きます。
理由としては
- 逆に散らかってやめてしまった
- 何から始めればいいかわからず、途中でやめてしまった
- 時間が足りなくなった
などがあります。
特に慣れていない方は一度に片付けようとせず、何回かに分けてやることをおすすめします。
よく使う部屋からとりかかる
まずは、ご自身の部屋やリビングなど、よく使う部屋からとりかかってみましょう。
一人暮らしでワンルームなど部屋が1つの場合は、部屋の中でもエリアやジャンルを分け、「今日はここを片付ける」といったやり方がおすすめです。
例えば
- 洋服
- 食器
- メイク道具
- スキンケア
- 推し活グッズ
など、エリアを小分けにすることで、時間や気持ちの負担が小さくなります。
まずは1つずつこなしていき、時間があるときや慣れてきた際には、2~3つの複数のエリアを1日で片付けるのもよいでしょう。
3.手放すものの判断基準
では、実際に断捨離をする場合、どんなものを捨て、どんなものを残せばいいのでしょうか。
次は手放すか残すかの判断基準をご紹介します。
基本的な基準としてはこちらです。
【捨てるもの】
- 1年以上使用していないもの
- 明らかに劣化しているもの
- この先使用しないもの
【残すもの】
- この先も使用するもの
- 捨てていいか迷うもの
- お気に入りのもの
では各ジャンルについて詳しく見ていきましょう。
服

断捨離の代表例ともいえる服。
春夏秋冬あり、トレンドも変わるためどうしても量が多くなってしまいますよね。
そんな洋服の捨てるか残すかの基準はこちらです。
捨てるもの
- 1年着ていないもの
- 毛玉やほつれ、汚れがあるもの
- この先着ないと思うもの
残すもの
- この先も着れそうなもの
- お気に入りのもの
- 着回しがきくもの
です。
洋服は毎日着るものなので、つい増えてしまいますよね。
そのため、買うときには、
- 本当に気に入ったもの
- 着回しがきくもの
- この先も着ることができそうなデザインのもの
を買うとよいです。
また、1着買ったら1着捨てるようにすると物が増えないのでおすすめです。
本

本や雑誌、漫画、参考書などの本類も溜まりやすいジャンルですよね。
本類の捨てるか残すかの基準はこちらです。
【捨てるもの】
- 1回読んでから読み返していないもの
- この先読み返したいと思わないもの
- 試験など受験、勉強が終わったもの
- 購入してから数年たった参考書
【残すもの】
- 読み返しているもの、この先も読みたいもの
- お気に入りのもの
- 勉強中の参考書
などです。
本類は定期的に最新刊が発売されるため、増えていくペースが速いですよね。
さらに、「1回読んで捨てるのはもったいない」と思い、つい捨てられずにいる方も多いのではないでしょうか。
もし「捨てるのがもったいない」と感じるのであれば、ブックオフやフリマアプリで売るという方法もあります。
書類

学生時代のプリント類はもちろんですが、社会人になっても意外と書類って多いですよね。
そんな書類を捨てるか残すかの基準はこちらです。
【捨てるもの】
- 保管する必要がないもの(期限が切れたものなど)
- この先必要なさそうなもの
- 勉強が終わったプリント類
【残すもの】
- 契約書や保証書などの保管が必要な書類
- 捨てるか迷う書類
などです。
書類の断捨離は少し面倒ですが、個人情報が含まれる場合はシュレッダーをかけましょう。
また、書類に関してはのちのち必要になる場合もあるため、捨てていいか迷った場合は念のためとっておくと安心です。
4.手放す(捨てる or 売る)
捨てるかどうかを決めたら、次はいよいよ不用品を手放していきます。
手放すといっても、捨てるほかに売るという方法もあります。
次は不用品の手放し方についてご紹介します。
住んでいる自治体のルールに沿って処分する
物を捨てる場合、ご自身の住んでいる自治体によって分別方法やルールが定められているため、ルールに従って処分するようにしましょう。
地域によっては分別のルールやゴミ袋の指定が厳しいところもあり、ルールに沿っていないと回収してくれないことも。
燃えるゴミ、燃えないゴミのほかに、ビン・缶類、紙類など種類によって捨て方が異なります。
捨てる前に自治体が発行しているルールを読み返しておきましょう。
フリマアプリで売る

きれいでまだ使えそうなものの場合は、メルカリやラクマなどのフリマアプリで売って処分することも可能です。
物によっては定価とあまり変わらない値段、またはそれ以上で売れることも。
特にブランド品やアイドル・アニメグッズなどは人気が高く、比較的すぐ売れていきます。
しかし、フリマアプリで売る場合、人によっては下記のようなデメリットに感じる部分もあります。
- 出品~発送までの手間がかかる
- 商品が売れるまで在庫を自宅保管しておくため、なかなか片付かない場合もある
フリマアプリで出品する場合は、売りたいものの相場や売れ行きを調べ、比較的利益がでて、すぐに売れそうなものを厳選して出品するのもおすすめです。
以下の『オークファン』のサイトなら、あらゆるサイトの商品相場を無料でお調べできるため、おすすめです!
不用品買取業者で売る
家具や家電のような大きなものは、ご自身で品物を発送するのは難しいですよね。
かといって「まだ使えるのに捨てるのはもったいない…」という場合は不用品買取業者に売って処分する方法もあります。

不用品買取業者であれば、家具家電などの大きいものだけでなく、かばんやぬいぐるみなども引き取ってくれるため、一気にまとめて処分したい方におすすめです。
ショップによっては出張買取や査定を無料で行ってくれるところもあるので、居住地付近の不用品買取業者を比較してみましょう。
きれいな部屋をキープするためのコツ

断捨離が終わって、難しいのはきれいな状態をキープすることではないでしょうか。
わたし自身も、せっかく片付けた部屋が、1か月後にはまた散らかっているといった経験があります。
次は、片付けた部屋をきれいにキープするコツをご紹介していきます。
誰でも簡単に実践できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新しいものを買う際のポイント
断捨離は「物への執着をなくし、不要なものを断つ」という意味があるとお伝えしました。
しかし、生活していくにはものを買わなければいけない場面もありますよね。
まずは新しいものを買う際のポイントについて解説していきます。
新しいものを買う前に置く場所を考える
まずは新しいものを買う前に「どこにどのように置くのか」を考えましょう。
場所を決めずにものを買ってしまうと
- 実際に置いてみたらサイズ感が違った
- 部屋の雰囲気とあわなかった
といったトラブルも起こりがちです。

せっかく買ったものがあわないと、処分の手間もかかり、なによりお金がムダになってしまうことも。
こうしたミスマッチを防ぐためにも、どこに置くのかをあらかじめ考えておくことが非常に大切です。
また、家具や家電など大きいものを購入する場合は、置く場所の幅や高さなども測っておくようにしましょう。
置く場所がないものは再度考える or 場所を作る
必要なものでも、置く場所がない場合もあるかと思います。
そうした場合は
- 本当に必要なのかを再度考える
- 大きさやメーカーなど代替案を考える
- 再度断捨離をして置く場所を作る
といった対策をしてみましょう。
どうしても置く場所がない場合は、「そもそも本当に必要なのか?」を考えてみましょう。
衝動的に「これがほしい!」となる場合もあるかと思いますが、実は後になって「あまり必要なかった」なんてことも起こりがちです。
一時の感情で決めるのではなく、少なくとも一晩置いて再度考えてみると冷静に判断ができるのでおすすめですよ。
考えてみて、必要性があまり高くない場合は買わないという選択も視野に入れてみましょう。
日にちや時間を決めて定期的に整理する時間をつくる

きれいな部屋をキープするためには、整理整頓を継続することが大切です。
一気に片付けようとすると気力も体力も必要なので、
- 1日10分片付ける
- 毎週末30分間程度の掃除をする
- 洗濯物はその日のうちに片付ける
- この場所はこの曜日に片付ける
というように、日にちや時間を決めて、定期的に片付けることで、きれいな部屋をキープできます。
最初のうちは習慣化するのは大変ですが、習慣になってしまえば苦にはなりませんので、ぜひ試してみてください。
また、洋服や書類の場合はシーズンや年度が切り替わるタイミングで、この先も着るのか・必要なのかを見直しておくと、一度に片付ける量も減るのでおすすめです。
50代女性の断捨離
50代になると、子育てがひと段落したり、定年後のことや老後を考えたりとライフステージの変化が大きくなります。
ぜひ体力や時間があるこのタイミングで断捨離をしてみませんか?
次は50代女性の断捨離のポイントについてお伝えしていきます。
50代女性が断捨離をするときのポイント
ライフステージの変化が大きい50代女性が断捨離をするときのポイントをまとめてみました。
- 一気に取り掛からず、エリアや日にちを分けて行う
- 必要、不要、保留で分別していく
- 明らかに不要であるものから捨てていく
- 思い入れのある品でもこの先不要になりそうなものは思い切って捨てる
- タオルや食器類など量があるものは必要最低限まで減らす

特に子育てをされていた方は、家族の数だけ様々なものがあるかと思います。
思い出深いものはなかなか処分していくのが難しいかと思うので、まずは明らかな不用品から手を付けていきましょう。
一軒家や広い家の場合は時間がかかってしまいますが、50代は断捨離のタイミングとしておすすめなので、ぜひこの機会にはじめてみてください。
注意点
断捨離をするときの注意点についてもまとめました。
- 一気に片付けようとしない
- 処分を迷うものは無理に捨てず、まとめて保管しておく
- 家族のものは確認してから処分する
過去の思い出の品や契約書類など、処分を迷うものに関しては無理に捨てず、半年~1年ごとに定期的に見直すようにするとよいです。
また、家族のものを勝手に処分してしまうと、実は必要だったということも起こり得るため、家族の所有物に関しては確認してから処分するようにしましょう。
まとめ
断捨離のやり方や手順、方法について解説してきました。
「入ってくる不要なものを断ち、不要なものを捨て、物への執着から離れる」という意味のある断捨離。
断捨離をすることで気持ちがすっきりすることはもちろん、お金や時間の節約にもなりメリットがたくさんあります。
今回の記事では、初心者の方でもわかりやすいように断捨離のコツややり方、手順などを解説していますので参考にしてみてくださいね。
ぜひこの機会に断捨離で心と生活を豊かにしましょう!


