海外に向け商品を販売するサイトとして、「eBay」の特徴をお伝えした、前回。
多くの皆さんが懸念されているであろう、英語について荒井さんに解説いただきます。
日本限定商品がeBayでは高く売れるのに、売っている人がまだ少ないから
ビジネスチャンスがある!ということが前回までのお話。
今回は、eBay輸出は思っているより難しくないということをお伝えしていきます。
まず一番のネックになってくるのが「英語」でしょうか。
私は2年以上、eBay輸出をお伝えするセミナーを開催していますが、
そこに参加する人の中で「英語が得意です」という人は数えるほどしかいません。
みなさん口をそろえて「英語が苦手!」「英語はできません」と言いますね。
eBayは、世界200ヵ国で使われていて、共通語は「英語」です。
なので、出品も英語、取引も英語、サイトに掲載されているのは全て英語になります。
しかし、この「世界200ヵ国で使われている」というところがポイントで
この中には、日本と同じように、英語が母国語ではない国がたくさんあります。
ドイツ語、スペイン語、ロシア語、中国語、韓国語、フランス語・・・
たくさんの言語がある中で、英語が得意ではない人達もたくさんいます。
だから、カッコいい英語の言い回しだったり、流ちょうな英語の文章で、商品説明を書いたり、問い合わせに答えたりしても、
英語が母国語でない人達には、意味が通じなかったりすることも多いのです。
みんなが理解できるように、超簡単な英語で書く!
これがeBayで取引をする時の鉄則になってきます。
超簡単とは、シンプルな英文、単語の箇条書き、など、
できるだけ短い、わかりやすい、文章にしない方が、意図が伝わります。
これなら、英語が苦手でも、翻訳サイトを活用すれば十分ですね!
商品の説明は、英語で書くのは難しく、またそれが正しく伝わりにくいので
写真をたくさん撮って、360度あらゆる角度からも見えるようにしてあげると
商品の状態や詳細は画像で確認することができて、認識の間違いが起こりにくくなります。
ここに英語は必要ないですね!
また、日本限定品を欲しいと思う「日本マニア」は、商品についてすでに詳しく知っている人が多いのも特徴です。
なので、商品説明もあまり必要なくて、写真で商品を見せて、あとは付属品が何があるか、
中古であれば傷などがあるのかないのか、それくらいを説明してあげれば、十分理解して買ってくれることがほとんどです。
ですので、英語が苦手だから、eBay輸出はできないというのは、とてももったいない!
翻訳ソフトを活用してできる程度の英語で十分なのだと理解してもらえれば、
ちょっとだけeBay輸出も怖くなくなってくるのではないでしょうか。