【オークション・フリマアプリ講座_53】年始の挨拶で、捨てる人が多いことを実感

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

お正月の挨拶のため、夫の実家に行ってきました。
兄弟が集まるのは年に数回、お正月はその中の貴重な1回ということになります。

この日は義理の姉もいて、なんとなく年末の大掃除の話になりました。
そこで痛感したのは、不用品を売るという感覚がほぼないということです。

義理の姉は50歳を超えていますが、昔からパソコンをいじっている人ですし、今もスマホでの作業は全く問題ありません。
SNSも活用していて頻繁に投稿をするくらいなので、むしろ50代の中でもアクティブな方だと思います。
そんな義姉でさえ、不用品は捨てるというのです。


話の流れとしては、大掃除の時になかなか作業が進まないという「大掃除あるある」から。
どうやら片付けの途中で昔使っていた物などが出てきてしまい、それで遊んでいるうちにタイムアップということらしいです。

その話の中で「いらない物を捨てたいんだけどさ」と言っていて、それが私のアンテナに引っかかりました。
「ん?捨てるの?」と。

そこで「捨てちゃうんですか」と聞くと、「リサイクルショップに持っていってもね〜。10円とかでしょ?」と言うので、
「確かに安いですけど、フリマがありますよ」と言ってみました。

そうすると案の定「なんか、怖いんだよね」と不安そうな感じです。
具体的に何が怖いのかと聞いてみると、お金のやり取りが発生するのでトラブルが嫌とのことでした。

これは多くの人が抱える不安なので仕方ないといえば仕方ないですよね。
年齢に関係なく、怖いと感じる人はいます。

2020年になってもフリマの課題は同じかもしれない
そう感じましたね。

個人間取引という聴き慣れない言葉とか、個人情報が漏れるなどのニュース、ネット上に溢れるトラブルの事例を見てしまうと、
フリマで売るくらいなら捨てるわと思うのも無理はありません。

それをどう打開していくのかが、長年続くフリマにとっての課題ですよね。

とはいえ、今年もまだ始まったばかりなので、この先どうなるかはわかりません。
もしかしたら画期的な方法が生み出されて、取引が怖いという人が劇的に減るかもしれませんよね。

可能性としてはなくはないのでしょうから、そう願ってやまない2020年のお正月でした。

※とりあえず次義姉に会った時には、不用品は捨てるのではなくて、売る方法があることを伝えようと思います。

この記事のライター
川崎さちえ

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

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