せどりにおすすめの商品とは!プロが教える稼げるアイテム

せどりに興味はあるけど、どのような商品を仕入れたらよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。

今回はオークファンで講師を務める久間宗法さんに、せどりにおすすめの商品について伺いました。その他にもオークファンスクール情報についても紹介しているので、最初の一歩を踏み出せない初心者にもおすすめの内容です。

せどりに興味がある方へ
せどりで成果を出すためには、出品作業の効率化や売上データの調査が必要です。 オークファンでは、せどりに便利な機能が搭載されています。

講師プロフィール

Hakshu合同会社 代表 久間 宗法
佐賀県で中古ハイブランド品、中古フィルムカメラの買取業を行っており、現在は国内・海外問わずECサイトでの販売(小売)とBtoB卸売販売をしている。月の平均売上は売上410万円、利益は125万円ほど。

ーせどりを始めようと思った理由を教えて下さい
サラリーマン時代の収入では、将来的に不安だったので副業ということで始めました。最初に始めたのが17年前、ヤフオク!で不用品を販売したことがきっかけです。

もともと不用品を販売した際、自分の物がこんなに高く売れるのかと、販売する楽しさを実感したことから興味が湧きました。リユース品販売は、これから大きなビジネスになると確信し、事業として始めたいと思いました。

ー中古ハイブランド品・フィルムカメラを選んだ理由は?
店舗せどりでハイブランド品のベルトを販売した際、15,000円の利益を得ることができた経験から中古のハイブランド品とを扱うようになりました。その他には中古のフィルムカメラも扱っていますが、その理由としてデジタルカメラよりもフィルムカメラの方が、需要が高いからです。

フィルムカメラは需要が高いのに生産がないため、廃盤品などのデッドストックばかりになり価値もどんどん上がっています。また、日本国内だけではなく海外でも人気のアイテムのため、現在は海外輸出も行っています。

販売方法のメリット・デメリット

ー販売方法について、それぞれメリット・デメリットを教えてください

店舗せどり

私も最初は店舗せどりから始めたので、店舗での仕入れは実際に確認もできるし利益も大きくとれやすいです。デメリットとしては利益が取れる商品が毎回あるわけではないことです。店舗での仕入れは通っていく内にできるようになってくると思います。

電脳せどり

電脳せどりは効率のよい仕入れができます。自宅にいながら仕入れができるメリットは大きいためおすすめです。現在は業者からの仕入れが多くはなりましたが、今でもヤフオク!やメルカリなどを利用して仕入れを行うことがあります。

手軽に仕入れができるメリットはありますが、実際手にとって目利きができないため、コンディションが悪かったり、コピー品であったりなどのリスクも高くなるため十分に注意して仕入れることが大切です。

目利き(めきき)とは?
目利きを伸ばすためには、商品を数多く見ることが一番重要です。さまざまな商品を見ていくことで、相場などもわかってきます。特にハイブランド品は本物と偽物を見極める、真贋(しんがん)は必須です。電脳での仕入れは難しいところではありますが、ハイブランド品は見極める知識やノウハウを身につけておかないと、参入は厳しいジャンルだと思います。

ー海外せどりは敷居の高いイメージがありますがどうでしょうか?
海外せどりは敷居は高いです。仕入れることは簡単ですが、海外で販売するには英語が理解できないと、海外サイトのシステムの内容が理解できないなどの壁にぶつかりやすいです。システムやルールを覚えられなければ、海外せどりは難しいとは思います。

ー海外と国内の違いはありますか?
海外は日本人と感覚が違う部分も多く、国によって異なります。難しい人もいるので、トラブルになったりなど、それらに対応できるスキルも必要にはなると思います。

ー業者とのやりとりをするきっかけはなんですか?
業界との繋がりができ、業者の人たちと親しくなったことがきっかけです。古物市場など、業者の人たちが集まる場所に足を運び、コミュニケーションをとっていくことで親しくなれます。

古物市場など業者が集まるイベントは通常であれば、毎月であったり週1回など開催日時はそれぞれです。都道府県別でそれぞれ開催されているため、地方に住んでいても参加しやすいと思いますが、簡単に入ることはできません。古物許可証が必要であったり、紹介でないと入れなかったりするため、敷居の高さはEC販売と比べるとあります。

稼ぎやすい商品について

ー稼ぎやすいおすすめ商品はありますか?
中古ハイブランド品、中古フィルムカメラが特におすすめです。ECサイトの販売カテゴリーでも上位人気商品ですし、ヴィンテージ品という資産としての価値も高くなっています。

リサーチ方法ですが、販売先のECサイトであったりオークファンの相場検索ツールなどを使用しています。リサーチサイトなどのサービスを展開している業者の利用や、仕入れ先からも情報を得ることは可能です。他にもAmazonなどを利用する方法もありますが、私はeBayからの検索で相場を見てます。

ーその他おすすめはありますか?
時計や古酒、特に日本のウイスキーなどは価値があります。古酒はヴィンテージ品の価値もありますが、酒税法などの法律が関わってくるので敷居は高いです。

時計に関しては、例えばロレックスなどは真贋が必要ですが、SEIKOやCITIZENなどのヴィンテージ品であれば、仕入れることは可能だと思います。商品にもよりますが目利きが必要なものもあるため、やはり知識を身につけておくことは大切です。

商品を見極める方法としては、ネットなどから情報を知ることも可能ですが、私は真贋を教えている講習会に参加していました。基礎知識を身につけオークションに参加することで、たくさんの商品を見て覚えました。他にも業者の人からの情報や、知識を得ることも大切です。真贋を極めることは多くの経験や正しい情報が必要になってくるため、やはり1人では難しいことだと思います。

2021年のトレンド商品について

ー2021年はトレンドになっている商品はありますか?
中古ハイブランド商品です。YouTubeや物販を教えている人たちからも、中古ハイブランドは2021年になって急激に増えてきてると話しています。確かに中古ハイブランドの商品は、ここ数年の相場が上がっている状態です。
ハイブランド品は昔から利益が取れる商品ではありますが、商品によっては何十倍の利益にもなる商品もあるので、今年の中古ハイブランド物販は、注目度も上がりトレンドになっていると感じています。

コロナ禍の影響もあり、店舗に買いに行けないためネット仕入れの需要が増えました。特にEC販売は好調ですので、今後さらにオンライン化は急拡大すると思います。

ーどこを利用して販売していますか?
今は卸しがメインになってはきてますが、海外販売はeBay、国内販売であればメルカリやヤフオク!を利用しています。国内販売でメルカリとヤフオク!を利用している理由としては、売りやすいことです。特にメルカリは相場も上がっていますし、始めやすく売りやすいので初心者にもおすすめです。他にもAmazonや楽天などもありますが出品ルールなども難しいため、国内販売はメルカリとヤフオク!の2つで十分だと思っています。

オークファンスクールについて

ーどんなことを教えてくれますか?
私はハイブランドや貿易物販を担当していますがスクールで学ぶ流れとしては、偽物と本物を見極める真贋を身につけてもらった後に、電脳と店舗で仕入れてもらった商品を海外のeBayで販売してもらいます。
英語のスキルを心配される人が多いと思いますが、実は私は今でも英語が苦手です。Google翻訳やDeepL翻訳を利用しながらやっていますが、機能としては十分だと思います。専門用語を覚えてしまえば特に問題もなく、翻訳すれば理解できるものばかりですが、eBayに関してはルールがとても複雑です。

1人でやるのではなくスクールに入ってもらって始める方が、効率よくノウハウを学べるのでおすすめだと思います。過去に私も1人で始めたことがあるのですが、実際にやってみるとツールの使い方も複雑で全くうまくいかず、アカウント停止になった経験もありました。戻らない場合は新規で作らなければなりませんが、簡単に作り直しができない仕組みになっているため、1人で始めるのはかなり難しいと思います。

ースクールはどんな方が対象ですか?
スクールに通っている人の多くは、不用品販売の経験はしたことあるという人がほとんどですが、eBayでハイブランド品を販売したことあるという人はいません。せどりなどをやってみて興味がわき、ステップアップしてみたい人が多いです。
専門用語などの専門的なスキルがなくても、一からサポートさせていただくので、未経験でも全く問題いありません。

ー仕入れがつまずきやすいと聞きますが実際はどうですか?
実際スクールで学んでいる生徒に関しては、仕入れはできています。それぞれの行動量で、売り上げや利益の差がでてくるとは思います。大半の人たちがスクールも継続しているので、仕入れに関しては問題はない状態です。きちんと知識を得ることができれば仕入れは難しくはないし、仕入れができないという人はいなかったです。
初心者でも毎月10万円の利益を出している人もいますし、トップの人でも30万円の利益は出しています。

ースクールは4カ月
4カ月のスクールでプロセスをしっかり取り組んでいけば稼ぐことは可能です。中古のハイブランド品は、eBayでの売れ筋ランキングでもトップ3に入るくらい人気のカテゴリーになるので、やりやすい商品だと思います。

ー仕入れの資金は最初はどれくらい必要ですか?
低資金で少しずつ始めるのであれば3万円くらいあれば大丈夫です。3万円で財布やポーチ、クラッチバッグなどの小物類が6個くらいは買えるので、そこから徐々に増やしていく感じですね。少ない資金からでもできると私は思います。

ー最後に、これからスクールに通おうか考えている方にメッセージをお願いいたします
誰でもわかるように、誰がやっても稼げる仕組みを作ることを基本にしています。
今さまざまなネットせどりがあるが、世界的に価値が上がっているのが日本の中古品です。中古ハイブランド品や中古カメラは、日本人が使ったものだからキレイで良品だということです。日本人は真贋であったり知識が長けているので、偽物の心配がないという信頼感を得ています。
日本人ブランドの価値が非常に高いという理由で需要が激増している理由になります。海外は日本と違い人口も多く、富裕層も多いため高額商品も売れやすいです。オンライン化の急拡大によって、海外のECサイトはさらに成長していくため、将来性も高いといえます。

実際、取引中に日本人から買いたいと声を多く掛けられます。理由を聞くと「偽物を売ることはない」と日本人に対しての信頼性がとても高いんだなと感じました。信頼性でいえば、日本のパスポートはどこでも行けることも、さまざまな面で日本人の価値は高いんだなと感じています。世界的に価値が上がっている、日本の中古品を巨大なマーケットである海外での販売を、今後は将来性を見据えてやっていたほうがいいと思っています。

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