高級腕時計は、単に時間を確認する以上に、ステータスを示すことができたり、資産にもなる特別なアイテムです。
人気モデルは価格が下がりにくく、今後上がっていく可能性もあるため、投資目的での購入もおすすめ。
今回は、そんな腕時計を選ぶ基準と、今人気が高まっているモデルTOP10をご紹介します。
失敗しない、腕時計を選ぶときのポイント!
まずは、腕時計を選ぶときに知っておきたい4つのポイントをご紹介します。
駆動方式で選ぶ
腕時計の駆動方式には、「クォーツ式」「機械式」の2種類があります。
- クォーツ式
近年メジャーになっている駆動方式で、電圧をかけると規則正しく振動する水晶振動子の性質を利用して時計を進める仕組み。
時間表示が正確で、構造がシンプルなため壊れにくいのがメリットです。
→クォーツ式の腕時計商品一覧
- 機械式
ゼンマイの力で動く仕組みとなっています。
自動巻き・手動巻きの2種類があり、クォーツ式よりアナログな方式です。
ゼンマイを巻かないと止まってしまうため時間表示の正確性は低いですが、定期的にメンテナンスすれば半永久的に使うことができ、世代を超えて受け継げるのが魅力となっています。
→機械式の腕時計商品一覧
資産価値で選ぶ
高級腕時計は、単に時間を知る機械やファッションアイテムとしてだけではなく、資産として見ることもできます。
将来的に売却することを考え、価格が上がりそうなモデルを選ぶのも一つの方法です。
価格相場の動きをチェックし、購入時よりも資産価値が上がりそうなものを選びましょう。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
信頼できるブランドから選ぶ
資産にできるような腕時計は、ある程度ブランドが限られます。
ブランドの歴史や信頼性が、腕時計の価値になるのです。
代表的な高級腕時計のブランドには、以下のようなものがあります。
- ロレックス
- カルティエ
- タグ・ホイヤー
- オメガ
- ブルガリ
- パテックフィリップ
- フランク・ミュラー
- オーデマ・ピゲ
- ブライトリング
- グランドセイコー
ブランドによって価格帯やデザインの傾向、こだわりのポイントなどが異なるため、自分好みかつ予算にあったブランドを見つけましょう。
保証期間を必ずチェックしよう
多くの高級時計には、保証がついています。
保証期間内なら無料で修理や調整を受けることができるため、購入時の保証書は大切に保管しておきましょう。
保証期間は2年というブランドが主流ですが、「ロレックス」「オメガ」「ブライトリング」などは5年、「カルティエ」「パネライ」「IWC」は8年など、もっと長いブランドも。
購入者名の明記や正規代理店のスタンプなど条件付きで保証が延長されることもあるため、保証書の内容もチェックしておくのが大切です。
【2023年最新】今年狙いたい!高級腕時計ランキングTOP10を発表!
ここからは、高級腕時計の取引相場もわかる「オークファン」で調査した、人気モデルランキングTOP10をご紹介します。
1位:ロレックス コスモグラフ デイトナ
(落札情報:ロレックス ROLEX デイトナ 116506)
・新品相場:3,580,000〜34,998,000円
・中古相場:3,280,000〜23,980,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
ロレックスのデイトナは、高級腕時計の中でも知らない人がいないほど定番かつ人気のモデル。
1963年に誕生したロレックススポーツコレクションの旗艦モデルで、1990年代から人気が加熱して資産価値が高まりました。
コスモグラフ デイトナは素材のバリエーションが豊富で、ステンレススチール、ロレゾール(コンビ)、イエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナなど多彩な選択肢があります。
デザイン・予算ともに、自分にあったものを選びやすいのもポイントです。
2位:パテックフィリップ ノーチラス ラージ
(落札情報:ノーチラス クロノ 5980R)
・新品相場:9,880,000〜180,000,000円
・中古相場:8,980,000〜34,980,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
パテックフィリップのノーチラスは、八角形のフォルムが特徴的なモデル。
潜水艦「ノーチラス号」の舷窓をモチーフとしたデザインです。
1976年の発売当時、高級時計といえばゴールドのケースに革ベルトという組み合わせが定番でしたが、ノーチラスはステンレス素材であったという点も画期的でした。
耐水性が高く、ケースが薄いので機能的で身につけやすいのもポイントです。
華美なデザインよりも、シンプルで機能性に優れた腕時計が欲しい人におすすめです。
3位:オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック
(落札情報:オーデマピゲ AT ロイヤルオーク クロノグラフ 26320ST.OO.)
・新品相場:3,249,900〜75,000,000円
・中古相場:5,180,000〜43,800,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
→ オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティックの価格相場を見る
オーデマピゲのロイヤルオーク オートマティックは、1972年に登場したオーデマピゲの代表的なスポーツウォッチ。
八角形のベゼルと、それぞれの角に打ち込まれたネジのデザインが特徴的です。
薄く、耐衝撃性に優れていて、機能的なことも魅力の一つ。
シンプルなデザインなので様々なシーンで身につけやすく、スーツなどのフォーマルはもちろん、Tシャツにジーンズといったカジュアルな服装に合わせても違和感がありません。
4位:ロレックス GMTマスター Ⅱ
(落札情報:ロレックス ROLEX Ref.1675 GMTマスター)
・新品相場:1,998,000〜36,888,000円
・中古相場:1,548,000〜7,880,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
→ ロレックス GMTマスター Ⅱの価格相場を見る
ロレックスのGMTマスター Ⅱは、もともと国際線のパイロット向けに製造されていたモデル。
24時間表示の副時針と、赤と青の色分けで昼夜を示す回転式ベゼルが特徴的なデザインです。
これにより、最大3地点の時刻を同時に把握できるようになっていて、世界中を飛び回るビジネスパーソンや、旅行好きの人に愛されています。
カラーが入るデザインなので華やかな印象で、個性的な腕時計が欲しい人におすすめです。
5位:ウブロ ビッグバン ウニコ チタニウム セラミック
(落札情報:ウブロ ビッグバン 301.SX.130.RX.174)
・新品相場:1,615,000〜1,639,300円
・中古相場:1,460,000〜1,480,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
→ ウブロ ビッグバン ウニコ チタニウム セラミックの価格相場を見る
ウブロのビッグバン ウニコ チタニウム セラミックは、船の舷窓をイメージした武骨なデザインが特徴。
比較的新しいブランドですが、芸能人、ミュージシャン、アスリートなど各界の著名人にファンが多くなっています。
ウブロが自社開発したムーブメント「ウニコ」を搭載し、表裏両面がスケルトンになっているため内部機構の動きを楽しめるのがポイント。
ケースは大きめですが素材に軽量なチタンとセラミックを採用し、サイズの割に身につけやすい腕時計となっています。
6位:IWC ポルトギーゼ クロノグラフ
(落札情報:IWC ポルトギーゼ クロノグラフ ローレウスエディション(IW371432))
・新品相場:780,901〜1,760,000円
・中古相場:515,000〜1,614,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
IWCは、スイスの老舗時計メーカー。
華美な装飾より視認性や操作性を重視し、無駄のない洗練されたデザインが特徴です。
また、永久修理保証制度があり、古いパーツであっても再製造して直してもらえるので、長く受け継げる腕時計が欲しい人におすすめです。
ポルトギーゼ クロノグラフはミリタリーウォッチですがすっきりとした見た目で、着用者を問わず誰にでも似合いやすいのがポイントとなっています。
7位:ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ
(落札情報:VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン 1100S/000G-B734)
・新品相場:6,380,000円
・中古相場:3,398,000〜6,980,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
→ ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフの価格相場を見る
ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズは、コインエッジと呼ばれる歯車のようなベゼルが特徴的なモデル。
1996年に発売され、2004年と2016年にモデルチェンジを重ねているので、年代によって違った趣が楽しめます。
購入時に3種類のストラップがついてきて、着こなしやTPOに合わせて印象を変えられるのも魅力。
文字盤はシンプルで視認性の高いデザインで、機能性も抜群です。
8位:オメガ スピードマスター コーアクシャル
(落札情報:オメガ スピードマスター CK2998)
・新品相場:458,000〜3,888,000円
・中古相場:459,341〜3,498,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
→ オメガ スピードマスター コーアクシャルの価格相場を見る
オメガのスピードマスターは、オメガの代名詞ともいえる有名なシリーズ。
スピードマスターだけを収集する「スピーディ」と呼ばれるファンがいるほどの人気です。
中でもコーアクシャルは、「コーアクシャル機構」を採用しているのが特徴です。
特別設計によりパーツの摩耗を軽減し、オーバーホールの回数を減らすことに成功しています。
知名度と機能性を併せ持ち、さらに50万円を切る価格で購入できるモデルもあるのが人気のポイントです。
9位:シャネル J12 ブラック
(落札情報:シャネル J12 ラージダイヤモンド)
・新品相場:410,780〜2,277,000円
・中古相場:248,000〜598,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
→ シャネル J12 ブラックの価格相場を見る
シャネルのJ12は、2000年の発売以来根強い人気を誇るモデル。
最大の特徴は素材で、宇宙開発でも使用されるハイセラミックを使用しています。
丈夫で機能的な素材を、シャネル独自の加工方法で高級感のあるルックスに仕上げているのがポイントです。
カラーはブラックとホワイトの2色が基調ですが、デザインのバリエーションが豊富なのも魅力。
メンズ・レディース両モデルがあるので、夫婦やカップルでお揃いにするのもおすすめです。
10位:ウブロ スピリット オブ ビッグバン ホワイトセラミック
(落札情報:ウブロ ビックバン エボリューション 44mm K18PG 301.PE.2180.RW)
・新品相場:2,080,000〜2,555,900円
・中古相場:1,850,000〜1,880,000円
(※ 価格は記事執筆当時の価格であり、金額変動の可能性がございます。)
→ ウブロ スピリット オブ ビッグバン ホワイトセラミックの価格相場を見る
ウブロのスピリット オブ ビッグバンは、ウブロ初の樽型ケースを採用した腕時計。
ケースの形が変わると内部のムーブメントも変える必要があるため、ウブロが大規模な投資をして開発した自信のあるモデルだということがわかります。
ムーブメントは、ゼニス社が故障のリスクがない特別なムーブメントをスピリット オブ ビッグバン向けに特別に開発したものです。
ちなみにホワイトセラミックの他にも様々なカラー素材があり、好みやファッションに合わせて選ぶことが可能です。
まとめ
高級腕時計は、単なるファッションアイテムではなく、資産にもなる特別なもの。
安い買い物ではないため、細部までこだわり抜いてしっかり選びましょう。
人気のモデルは時間が経っても値下がりしにくく、さらに値上がりする可能性もあるため、価格相場や推移を参考にするのもおすすめです。
今回ご紹介した情報を、ぜひ腕時計選びに役立ててみてください。
ブランド時計を購入する場合はもちろん専門店で買うのが安心感があって良いのですが、ヤフーショッピングなどの通販サイトも案外とアリ。
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超高級なので、もらえるポイントも超高額だからです。取り扱い商品にも差があるので、ブランド腕時計を扱うウェブショップと比較して確認してみてください。