ホームページを開設しよう!と思い立っても、実際に何を用意すれば良いのか、どんなことをすれば良いのか、なかなかイメージがわかないものですね。
開設した経験がある人なら具体的な手順も分かりそうですが、初めて開設する場合はそうもいきません。
この記事では、ホームページを開設するために必要な次のことをチェックすることができます。
- ホームページ開設に必要なものは?
- ホームページを開設する4つの方法
- 各方法のメリット・デメリット/開設の手順
- ホームページに掛かる費用
- ホームページ開設のポイント
ホームページを開設したことがない方でも、分かりやすい内容となっていますので、ホームページ作成にお役立てください。
ホームページを開設するために必要なもの

はじめに、ホームページを開設するために必要なものを確認しておきましょう。
ホームページを開設するために必要なものは次の3つです。
- サーバー
- ドメイン
- コンテンツ
それぞれを詳しくチェックしていきましょう。
サーバー
「サーバー」とは、「ホームページを保管する場所」のことです。
インターネット上の「土地」だと思ってください。
土地がなければ建物を建てられないように、ネット上においては、サーバーがなければホームページを開設することができません。
サーバーを利用するためにはレンタルサーバーを契約する方法があり、レンタルサーバーには無料と有料のものがあります。
有料サーバーには速度、容量、サポートの面でメリットがあるため、企業のホームページや独自性が必要なWebサービスなどには有料サーバーが適しています。
また、無料サーバーは、広告が表示されたり、サーバー側の都合でサービス停止になるリスクなどもあるため、多くのホームページ開設には有料のレンタルサーバーが使用されています。
ドメイン
ドメインとは「ホームページの場所」を表すもので、インターネット上の「住所」にあたります。
ドメインという住所があって、閲覧者はそのホームページにアクセスすることができるようになります。
なお、ドメインには有料の「独自ドメイン」があり、例えば「mybrand.com」のように、自分のブランドや企業名を含めたドメイン名を取得することができます。
ホームページの検索順位を上位にするための「SEO対策」や、ホームページを閲覧する人が「覚えやすい」などのメリットがあるのでおすすめです。
コンテンツ
ホームページを開設するうえで重要なのが「コンテンツ」です。
コンテンツは、ホームページに表示される文章や画像などの「情報」のことで、インターネット上の「家」に相当するものです。
当然ですがコンテンツがなければ、ホームページに訪問する人は情報を取得できないのでアクセスも増えません。
また、せっかくアクセスしてくれてもコンテンツ内容が乏しかったり、欲しい情報にたどり着けなければ、興味を持ってもらえずにホームページから離れてしまいます。
ホームページを作成する際は、目的をもち充実したコンテンツを掲載していくことが重要です。
ホームページを開設する方法と流れ
ホームページを開設するにはいくつかの方法があります。
どの方法で開設するかの判断は、ホームページ作成に対してどのくらいの
- 時間や労力、費用などを割くことができるのか?
- 作成に関わる人の知識や経験はどの程度なのか?
などを考慮し選択すると良いでしょう。
ここからは、ホームページを開設する4つの方法について、それぞれのメリット・デメリット、開設までの流れやどんな人におすすめかを紹介していきます。
方法1|ホームページ作成サービスを使う

ホームページ作成サービスを使えば、手軽にホームページを開設できます。
有名なサービスとして「Wix」「Jimdo」「STUDIO」などがあり、ホームページの知識がない人でもテンプレートを活用しながら直感的に作成できるので便利です。
メリット

「ホームページ作成サービス」を使うメリットは、知識がなくても簡単にホームページを作成できることです。
また、通常ドメインの取得は、ホームページ開設に合わせて個別に行うことが多いのですが、ホームページ作成サービスを利用すれば、ドメイン取得まで完結できるので個別にドメインを取得する必要もありません。
サービスによっては、無料プランが準備されていることが多いので、低コストでのホームページ開設ができ、操作もしやすいので気軽にホームページを作成できることは大きな魅力です。
デメリット

「ホームページ作成サービス」を使うデメリットとしては、用意されているテンプレートから作成することも可能という点が初心者にも使いやすい一方で、自由にカスタマイズしたい方には物足りない場合もあります。
また、無料プランの制限や独自ドメインを取得したい場合には、別途費用がかかるなど注意しておきましょう。
こんな人におすすめ
- とにかく簡単にホームページを作成したい
- とりあえずホームページを開設してみたい
- 無料でホームページを立ち上げたい
気軽に始められるので、初めてホームページを作成する方におすすめです。
ホームページ開設までの流れ

※使用するサービスによって順番は前後します。
- ホームページ作成サービスに登録する
- サービス内のテンプレートを選ぶ
- 細かい編集をする
- サービス内でドメインを取得する
- ホームページを公開する
方法2|制作会社に依頼する

専門のホームページ制作会社に依頼することで、ホームページの開設までにかかる時間や労力が減り、「ホームページの作成は難しそう」という不安も解消してくれます。
また、自身に専門の技術や知識がなくてもクオリティの高いホームページを開設できることも魅力です。
ただし、開設までにはそれなりの費用が掛かることに注意が必要です。
メリット
「制作会社に依頼する」メリットは、コンテンツやデザインのクオリティだけでなく、ユーザーの使いやすさやGoogleなどの検索エンジンで上位に表示させる(SEO対策)、セキュリティの強化など多岐にわたります。
また、制作会社に任せることでイメージを具現化しやすく、ホームページ作成以外のことに、時間や労力をあてられることも大きなメリットです。
デメリット
これだけメリットがあるので、その他の方法よりも費用は高額になります。
また、作成が終わるまでには複数回の打ち合わせも必要なので、全くノータッチというわけにはいきません。
予算とホームページを開設する目的を明確にして、制作会社へ依頼することをおすすめします。
こんな人におすすめ
- クオリティの高いホームページを開設したい
- 集客やブランディングに活用したい
- ホームページ制作に時間や労力を割きたくない
規模にもよりますが、費用は高額になることもあるので、企業のWeb戦略などに活用されることが多い方法です。
ホームページ開設までの流れ
- 数社から資料や見積を取得する
- 予算と内容を照合して業者を選ぶ
- 打ち合わせ(数回)
- ホームページ公開
方法3|HTML・CSSを使用して自分で作る

「HTML」は、プログラミング言語のひとつで、Webページの作成などに用いられています。
ホームページ作成するには、「基本となるHTML」と「装飾を行うCSS」を使用することが一般的で、何もないゼロの状態から作成することができるので、とても自由度が高い方法です。
ただし、HTMLを使いこなすには一定の知識が必要となるので、経験のない初心者にとっては多少ハードルが高い方法といえます。
メリット
HTML・CSSを使用すれば、ゼロからホームページを作成することができ、構想から完成まで細部にこだわりカスタマイズすることが可能です。
イメージしたものをホームページ上で直接カタチにできるのは大きな魅力です。
また、HTMLやCSS、文章などの文字入力ができる「テキストエディタ」を使いホームページの作成、編集をすることで、比較的安くホームページを作成することができるのもメリットです。
デメリット
「HTML・CSS」を使用して自分で作成するデメリットは、知識が必要であり、自由自在にホームページを作るために経験も重要であることが挙げられます。
また、何もない状態から作り上げていくため、完成までにはそれなりの時間が掛かることにも注意しましょう。
こんな人におすすめ
- HTMLの知識や経験がある
- 自由にカスタマイズしたい
- ホームページ制作に時間を割くことができる
HTML・CSSを学びたい人は、とりあえずホームページを作成してみるのもおすすめです。
ホームページ開設までの流れ
- ツール(テキストエディタ)を準備する
- HTMLを保存するファイルを作成する
- HTMLコードでホームページの骨組みを作る
- CSSで見た目を整理、装飾していく
- サーバー/ドメインを用意する
- サーバーにアップロードする
- ホームページ公開
方法4|CMSを使用する

「CMS」はWebコンテンツを作成、管理することができるサービスのことで、WordPressなどが代表的です。
CMSのコンテンツ作成にはHTML・CSSが使用されていますが、HTML・CSSの知識がなくても直感的な操作でホームページの作成や管理ができ、企業から個人まで幅広く利用されています。
メリット
「CMSを使用する」大きなメリットとして、カスタマイズ性が高いことが挙げられます。
テキスト入力や画像、動画の挿入はもちろん、装飾やリンク編集などホームページの作成に必要な多くの作業がCMS内で完結できるので便利です。
土台となっているのはHTML・CSSなので、自分がイメージしているホームページに近づけることができます。
また、「テーマ」と呼ばれているテンプレートも豊富なので、特別な知識は必要なく簡単に作成できます。
プラグインと呼ばれるアプリのような機能を使用して、機能を拡張することもできるのもポイント。
コンテンツの管理も比較的簡単に行えるので、初心者から経験が豊富な方まで幅広く利用できます。
デメリット
「CMSを使用する」大きなデメリットはありませんが、若干費用がかかる点や、難しくないとはいえ、使用方法をひと通り覚える必要があります。
こんな人におすすめ
- 更新を頻繁に行う予定がある
- 自由にカスタマイズしたい
- 直感的に操作したい
初心者でも使っていれば慣れてくるし、イメージを形にしやすい実用性の高い方法です。
ホームページ開設までの流れ
※シェアの高い「CMS]」である「WordPress」による開設までの流れをご紹介します。
- サーバー/ドメインを用意する
- WordPressを導入する
- WordPressテーマを決める
- 初期設定を行う
- コンテンツを作成する
- ホームページ公開
ホームページ開設にかかる費用
ホームページを開設するためにかかる費用は方法によって異なります。
開設だけなら費用はかかりませんが、ホームページで「何をしたいか?」「どんな効果を求めるか?」「何ができるのか?」によって開設する方法も変わってきます。
ここからは、ホームページ開設にかかる各種費用をチェックしていきましょう。
準備にかかる費用
開設方法に限らず準備が必要なものとしてサーバーとドメインがあり、サーバーとドメインにかかる費用は次の通りです。
| サーバー | レンタルサーバー:月額/0円~約5,000円 ※スペックなどにより差異があります。 |
|---|---|
| ドメイン | 1ドメインあたり0円~5,000円程度 ※取得するドメイン(「.com」「.jp」)によって差異があります。 |
なお、サーバーやドメイン料が下記の方法に含まれていることもあります。
作成にかかる費用
ホームページを作成する費用のポイントとしては次の通りです。
- 内容(デザイン、コンテンツ、セキュリティ、SEO対策…)を充実させるほど高額になる。
- 知識、経験、割り当てられる時間などによって費用は変わる
このようなポイントを押さえたうえで、それぞれの方法別にかかる費用は以下の通りです。
| ホームページ作成サービス | ●無料~月額2,000円程度 拡張機能ごとに1,000円〜3,000円程度追加になる場合があります。 |
|---|---|
| 制作業者 | ●1ホームページあたり300,000円~2,000,000円程度 ページ数や機能によって価格は大きく異なります。 |
| HTML | ●基本的に無料 拡張費用は別途 |
| CMS | ●基本的に無料 使用するテーマやプラグインなどに有料のものがあります。 |
このように、ホームページの開設方法によって費用は大きく異なります。
もうひとつ補足として、ホームページを開設した後も更新や維持・管理が必要となります。
自分で更新や維持・管理できる場合は費用はかかりませんが、専門業者に任せたい場合は、月額で3,000円〜50,000円程度の費用がかかることも考慮しましょう。
ホームページ開設のポイント
ホームページを開設するときに重要なことは、「目的を明確にすること」「ユーザー目線で作成すること」です。
注意したい4つのポイントをまとめていますので、ホームページを開設する前にチェックしておきましょう。
セキュリティ対策としてSSL化する
「SSL」はインターネット通信を暗号化して、セキュリティを向上させる方法で、ホームページを検索上位にさせる対策(SEO対策)にも効果があります。
ホームページののURLの最初を確認すると、
「http~」または「https~」と表記されていますが、
このうち「https~」と書かれたものがSSL化(暗号化)されたURLです。
レンタルサーバーの多くには、簡単にSSL化できる設定が備わっており、制作業者に依頼する場合は、打ち合わせなどの内容にSSL化を盛り込むと良いでしょう。
運用方法によって独自ドメインを取得する
ホームページ作成ツールなどでは、あらかじめ無料で使用できるドメインが用意されますが、ブランディングなどには独自ドメインを使用しましょう。
企業が運営しているホームページのURLに、よくわからない英数字が羅列されているよりも、分かりやすいドメインである方が有利です。
集客やブランディングに有効なSEO対策
SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで上位に表示されるための対策です。
ホームページを多くのユーザーに見てもらうためには、検索エンジンに上位表示されることが有効です。
SEO対策には多くの要素が関係しているので、本格的に実施をする場合は、知識のある人に依頼することをおすすめします。
ユーザーの多いスマホ最適化は重要
インターネットの閲覧方法として、約7割のユーザーがスマホを利用しています。
つまり、ホームページはスマホユーザーを意識して作成することでユーザーが、興味をもって閲覧してくれるようになり、ホームページの目的(商品を売りたい、お問合せに繋げたいなど)を達成する可能性も向上します。
様々なホームページの開設方法がありますが、その多くがスマホ最適化の機能を搭載している、または拡張が可能です。
(例:HTMLで作成する場合はCSSなどを追加)
まとめ
ホームページ開設にはいくつかの方法があり、開設するホームページの目的や用途、開設する側の状況によって選択することができます。
共通することは、インターネット上の土地である「サーバー」と住所である「ドメイン」を取得する必要があり、そこに訪問してもらうために様々な要素を組み込んでいくのがホームページということです。
ホームページの開設には、ほとんど無料でできる方法や数百万円かけなければできないこともあり選択肢は様々です。
そして、どの方法が優れているということではなく、自分にとって、企業にとって「最適な方法」を選択することがホームページ開設には重要です。
そのためにも、最初に「ホームページで何をしたいのか」の「目的」を明確にしてホームページ開設までの手順を踏んできましょう。

