PayPalの手数料一覧をわかりやすく解説!
昨今、さまざまな場面で使用される機会が増えているPayPal。
実際に利用するにあたって、手数料やメリットなどを知りたい人もいるでしょう。
この記事では、PayPalについてやメリット、手数料の解説をします。
PayPalの利用を検討している人は、ぜひこの記事を参考に、お得かつ安全に買い物を楽しんでくださいね。
PayPal とは?
PayPalとは、約2億5千万人以上に利用されているオンライン決済サービスです。
日本を含めた世界中の2400万店舗以上で利用できます。
PayPalを利用すれば、各ECサイトにクレジットカード情報や口座番号を入力する必要はありません。
概要
PayPalは、1998年にアメリカで設立されたPayPal Holdings Inc.が運営しています。
2023年時点では200カ国以上で利用できるだけでなく、100種類以上の通貨での決済が可能です。
日本では、22種類の通貨での支払いに対応しています。
PayPalを使用するには、事前にアカウント作成とクレジットカード情報や口座番号の登録が必要です。
一度登録すれば、PayPalがユーザーとサイトの間に入るため、各ECサイトにクレジットカード情報を入力することなく、安全に買い物を楽しめるでしょう。
各ECサイトやショップで支払いをする際は、発行されたIDとパスワードを利用します。
また、業界でもトップクラスのセキュリティと独自の不正防止モデルを備えていることで、安全に利用できるのも特徴のひとつです。
PayPalは、主に以下のサイトやコンテンツで利用されています。
- YouTube
- 通販サイト
- 航空会社
- 一部の実店舗
さらに、支払いだけでなく送金や集金などに利用できるのもメリットのひとつです。
友人や家族といった個人間のお金のやり取りは原則手数料が発生しないため、気軽に利用できるでしょう。
特徴
PayPalの特徴は以下のとおりです。
- クレジットカードが不要
- 海外でも安心なカスタマーサポート
- 非対応のクレジットカードも利用可能
- クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードが不要
クレジットカードを所有していない人でもオンライン決済が可能です。
PayPalでは、指定の銀行口座を登録すると口座振替できます。
口座振替可能な銀行口座と登録の際に必要なものは以下のとおりです。
| 銀行 | 必要なもの |
| みずほ銀行 | キャッシュカードの暗証番号・通帳みずほダイレクトを利用する場合は、 お客様番号とログイン情報 |
| 三井住友銀行 | 店番号・口座番号、キャッシュカードの暗証番号 SMBCダイレクト利用する場合は、店番号・口座番号 または契約者番号、第一暗証 |
| 三菱UFJ銀行 | 通帳または三菱UFJダイレクトワンタイムパスワード (カードもしくはスマートフォンアプリ) |
| ゆうちょ銀行 | 通帳またはキャッシュカード |
| りそな銀行・埼玉りそな銀行 | 個人向けインターネットバンキング「マイゲート」を契約している人は、 ログインID・パスワード |
また、銀行口座にPayPalの残高を引き出せます。
クレジットカードの利用を抑えたい人や現金を使いたい人におすすめのサービスです。
海外でも安心なカスタマーサポート
海外でPayPalを利用した際のトラブルでも、日本語で対応してもらえます。
言葉の通じない海外でのトラブルに困った経験がある人もいるでしょう。
PayPalなら、海外からカスタマーサポートに連絡した場合も、日本語で対応できるため、安心して利用可能です。
海外旅行に行く際は、事前にカスタマーサポートへの問い合わせ方法を確認しておきましょう。
非対応のクレジットカードも利用可能
PayPalでは、複数のクレジットカードに対応できます。
対応できるクレジットカードは以下のとおりです。
- Master Card
- VISA
- JCB
- American Express
- DISCOVER
手持ちのカードのブランドが対応していない場合でも、PayPalを経由すれば決済できます。
クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードの登録をすることで、決済金額とカード会社の還元率に応じたポイントが貯まります。
また、海外で利用した場合でも、日本円で計算された金額がクレジットカード決済されるため、安心です。
PayPalでポイントを貯めて、お得に買い物を楽しみましょう。

PayPal のメリット
世界中で多くの人に利用されているPayPalには、さまざまなメリットがあります。
メリットを理解したうえで、お得に安全に買い物を楽しみましょう。
PayPalのメリットは以下のとおりです。
- スムーズな決済
- セキュリティ体制が厳格
- 安心の買い手保護制度
- 格安な海外送金手数料
スムーズな決済
PayPalを利用する場合、各サイトにクレジットカード情報や口座番号を入力する必要はありません。
各サイトからPayPalにログインすることで、スムーズに決済が可能です。
一般的なECサイトでは、クレジットカードや口座番号の登録が欠かせません。
利用するサイトごとに決済情報を登録する必要があるため、手間がかかるだけでなく、安全性に不安を感じる人もいるでしょう。
PayPalであれば、各サイトの情報登録は不要です。
一度、決済情報を登録すれば、安全にスムーズに決済が行えます。
セキュリティ体制が厳格
業界トップクラスのセキュリティ体制で24時間365日、すべての取引をモニタリングしています。
万が一、不正が確認された場合は、即座にアカウントの停止や制限などの措置が可能です。
個人情報の保護には、最高水準の暗号化キーを利用しています。
また、クレジットカードの会員データを安全に取り扱うための基準である、PCI DSSに準拠した対応を行なっているのも特徴です。
PayPalを経由した支払い情報の詳細は、相手に知られる心配がありません。
不正利用や情報漏洩を防げるため、安心して利用できるでしょう。
安心の買い手保護制度
PayPalを利用して購入した商品やサービスにトラブルがあった際に、一定の条件の元で保証を受けられます。
以下のような状況に該当すると、買い手保護制度を利用できます。
- PayPal経由で代金を支払ったのに商品が届かなかった場合
- 届いた商品やサービスの内容が異なっている場合
ただし、すべての商品やサービスが対象になるわけでないため、注意しましょう。
不動産や車両、ギフトカードなどは補償の対象外です。
また、買い手保護制度を利用する際は、代金を支払った日から180日以内に手続きをする必要があります。
手続きの方法は以下のとおりです。
- PayPalにログインする
- 「最近の取引」から該当の取引を選択
- 取引詳細をから「問題を報告」を選択して手続きを行う
万が一、トラブルが発生した場合は、早めに買い手保護制度の利用を検討しましょう。
格安な海外送金手数料
PayPalで海外送金を利用する際は、1回当たり100万円までが499円で送金可能です。
一般的なメガバンクであるみずほ銀行や三菱UFJ銀行などで海外送金をすると、1回当たり2,500円の手数料が発生する場合が多くあります。
手数料に大きな差が出るため、格安で利用できます。
海外への送金を予定している人は、PayPalをお得に利用してみてください。
PayPalの手数料
PayPalには、2種類のアカウントがあります。
アカウントの違いは以下のとおりです。
- 個人アカウント:個人でのお金のやり取りや買い物などに使用しやすい。
- ビジネスアカウント:ビジネスでの利用がメイン。複数人でも利用可能。
登録しているアカウントの種類によって利用目的が異なります。
アカウント毎の違いを理解したうえで、PayPalを利用しましょう。
PayPal個人アカウントの手数料
個人用のアカウントにかかる手数料は、以下のとおりです。
| 手数料 | 日本円 | 外貨 |
| 個人間送金手数料 | 0円 | 499円 |
| 商品支払い手数料 | 0円 | 0円 |
| 個人間送金受取手数料 | 0円 | 0円 |
| 通貨換算手数料 | なし | 3〜4%(通貨によって異なる) |
| 出金手数料 | 5万円未満:250円 5万円以上:0円 | 5万円未満:250円 5万円以上:0円 アメリカの銀行口座への引出:2.5% |
国内かつ日本円のやり取りであれば、ほとんど手数料はかかりません。
しかし、海外との取引に使用する場合は、通貨換算手数料が加算されます。
個人間送金手数料
個人に対して、お金を送る際にかかります。
国内にいる友人や知人に対して日本円でのやり取りをするのであれば、費用は発生しません。
一方で、海外の友人や知人にお金を送る際は、499円が必要です。
また、外貨への両替が必要な場合は、別途手数料が3〜4%発生します。
商品支払い手数料
PayPalを通してECショップの支払いを行なう際に必要です。
これは、国内外どちらのショップであっても費用は発生しません。
しかし、海外のショップを利用する場合、外貨での支払いを行なうには、3〜4%の手数料を払う必要があります。
たとえば、PayPalで100ドルの買い物をすると、3〜4ドル相当の日本円が必要です。
個人間送金受取手数料
友人や知人などから送られたお金を受け取る際にかかります。
国内外どちらのやり取りでも費用は発生しません。
しかし、海外から送られたお金を受け取る場合は、別途手数料が必要です。
送られてきた金額の3〜4%が引かれるため、受取額が減ってしまう可能性があります。
決済手数料
各ECショップやサービスの決済をした際に必要です。
送金手数料とは異なり、ECショップやサービスなどの取引で発生します。
費用は以下のとおりです。
- 国内:1件当たり3.6%+40円
- 海外:1件あたり4.1%+40円
コストを抑えたい人には、少額決済用手数料やマーチャントレートなどの申請をおすすめします。
- マーチャントレート:毎月の売上金額に応じて手数料を抑えれる
- 少額決済用手数料:1件あたり5%+7円(国内)、1件あたり6%+7円(海外)で利用できる
少しでもお得に利用したい人は、事前に申請を行いましょう。
ECショップのような事業を検討している場合は、ビジネスアカウントの作成がおすすめです。
通貨換算手数料
外貨の両替が発生する場合に、通貨換算手数料として3〜4%が発生します。
費用は以下のとおりです。
- 支払いや返金の受取:4%
- 銀行口座への振替や支払いの受取:3%
たとえば、1ドル=105円で100ドルの商品を購入するには、日本円で約10,500円が必要です。
PayPalで支払いをする場合、そこに4%の手数料が発生します。
100ドルの4%は日本円で約420円であるため、最終的な合計金額は10,920円です。
海外とやり取りすると、手数料が高額になるケースもあるため、注意しましょう。
日本で使用できる主な通貨は以下のとおりです。
- ユーロ
- 米ドル
- 英ポンド
- カナダドル
- オーストラリアドル
- スイスフラン など
2023年9月時点で、22種類の通貨の利用ができます。
出金手数料
PayPalの残高や受け取ったお金を出金する際に発生します。
国内の銀行口座を引出先に指定している人は、以下の手数料がかかります。
- 5万円未満:250円
- 5万円以上:無料
アメリカの銀行口座でお金を引き出す際には、2.5%の手数料が必要です。
PayPalビジネスアカウントの手数料
ビジネスアカウントで必要な手数料は、以下のとおりです。
| 手数料 | 日本円 | 外貨 |
| 決済手数料 | 3.6%+40円/件(標準レート) | 4.1%+40円/件(標準レート) |
| 送金手数料 | 0円 | 499円 |
| 通貨換算手数料 | なし | 3〜4%(通貨によって異なる) |
| 出金手数料 | 5万円未満:250円 5万円以上:0円 | 5万円未満:250円 5万円以上:0円 アメリカの銀行口座への引出:2.5% |
| 返金手数料 | 決済手数料分 | 決済手数料分 |
法人だけでなく、個人事業主でも登録できるのがビジネスアカウントです。
海外との取引には、通貨換算手数料が加算されます。
仕入れの際の支払いにも使用できるため、スムーズに事業を進められるでしょう。
ただし、本人確認が終わるまではクレジットカードが利用できないため、注意が必要です。
決済手数料
基本的な費用は、個人用アカウントと変わりません。
しかし、月々の売上金額が30万円を超える場合、マーチャントレートの申請がおすすめです。
マーチャントレートを利用した場合、以下のように安くなります。
| 月の売上金額 | 国内 | 海外 |
| 30万円以下 | 3.6%+40円/件 | 4.1%+40円/件 |
| 30万〜100万円以下 | 3.4%+40円/件 | 3.9%+40円/件 |
| 100万〜1,000万円以下 | 3.2%+40円/件 | 3.7%+40円/件 |
| 1,000万円以上 | 2.9%+40円/件 | 3.4%+40円/件 |
また、1回の国内での取引金額が2,357円以下の場合、少額決済手数料を利用するとよいでしょう。
こちらも1回あたりのコストを抑えられます。
海外との取引は、1,736円以下の商品やサービスが対象です。
送金手数料
商用利用をメインとするため、基本的に個人間でお金のやり取りはできません。
一方で、商用目的でお金を送る際は無料です。
ただし、海外にお金を送るには、別途手数料が3〜4%加わることで、コストが高くなります。
通貨換算手数料
外貨の両替が必要な際に、3〜4%の手数料が発生します。
費用は以下のとおりです。
- 返金の受取・支払い:4%
- 支払いの受取・銀行口座への振替:3%
海外との取引をメインとする事業では、通貨換算手数料を意識しておきましょう。
出金手数料
日本の銀行口座にお金を引き出す際には、以下の費用がかかります。
- 引出金額が5万円未満:250円
- 引出金額が5万円以上:無料
また、アメリカの銀行でお金を引き出すには、2.5%の手数料が必要です。
返金手数料
万が一、取引でトラブルが発生した場合は、購入者への返金ができます。
返金の手続きは、金額に関わらず無料です。
ただし、販売側が支払った決済手数料は返ってきません。
返金の方法は以下のとおりです。
- 問題解決センターにアクセスする
- 「未解決のケース」から、該当の取引を選択する
- ケースの列にある「ケースID」を選択する
- 「全額返金を実行する」または「一部返金を申し出る」を選択する
通常、返金処理が終わってから3〜5日程度でPayPal残高に反映される場合が多いです。
クレジットカードからの支払いは、最大30日程度かかる可能性があります。
まとめ
PayPalは、世界で約2億5千万人以上に利用されているオンライン決済サービスです。
一度、クレジットカード情報や口座番号を登録すれば、各ECサイトに決済情報を入力せずにショッピングを楽しめます。
また、決済の際に、相手先に支払い情報が伝わりません。
不正利用や情報漏洩などを防ぐ業界トップクラスのセキュリティ体制も特徴です。
PayPalには、個人用とビジネス用の2種類のアカウントがあります。
ビジネスアカウントでは、個人間のお金のやり取りはできないため注意しましょう。
毎月30万円を超える売上がある場合は、決済手数料の割引申請が行えます。
PayPalの利用を検討している人は、ぜひこの記事を参考にお得に安全にショッピングやビジネスに活用してみてください。

