【オークション・フリマアプリ講座】20日からPayPayフリマの販売手数料が5% へ。ラクマがピンチ

オークション・フリマアプリ講座

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

1月20日からPayPayフリマの販売手数料が10%から5%に下がります。

先日ラクマが販売手数料を3.85%から6.6%に値上げしたばかり。

PayPayフリマは今のタイミングの値下げなので、ラクマと比較されてしまうでしょうし、インパクトも強いのではないかと思ってしまいました。

今回も手数料値下げはPayPayフリマのみで、ヤフオク!に関しては変更ありません。

それとヤフオク!に定額で出品した商品がPayPayフリマにも掲載されますが、これに関しても手数料はこれまで通り。5%の対象にはならないので注意です。

最初からPayPayフリマに出品されている商品だけと思っていれば間違いないのかなと思います。

PayPayフリマの手数料がメルカリやラクマと比べて安くなったことで、窮地に立たされるのはもちろんラクマです。

ラクマの最大の強みは他のフリマアプリよりも手数料が安いことだったからです。しかし手数料の値上げがあっても、他よりは安いのでそれを上手に活用して出品する人も多かったはず。

でもこれからは違います。

手数料で強みを出せないならば、一体何で出すのか。知恵を絞るというか、ラクマの正念場ではないかとさえ思ってしまします。



ラクマが他との差別化をするならば、手数料を元に戻すか、購入者を増やすか、かなと私は考えています。

おそらく手数料を元に戻すのは難しいので、購入者を増やして「売れる市場」にする必要があるかと。

もちろん楽天という大きな組織なので、楽天市場でゲットしたポイントが使えたり、楽天カードで支払ったらポイント10倍になるなどお得なキャンペーンはしています。

実際にキャンペーンの時に購入者がどのくらい増えるのかはわからないのですが、効果があるならば続けた方がいいでしょうね。

あとは不定期に3%オフ、5%オフのクーポンが出るので、あれは購入する側としては非常にありがたいです。

きっとこのクーポンを待って購入する人もいるはず。

「購入者を増やす」と簡単に言っていても、結構時間がかかることだとは思います。

すでにメルカリという強敵がいるわけですから、そこからユーザーをどうやって誘導してくるのか。
それに購入を増やすためには出品物も増やさないと話になりません。

購入と出品は車の両輪みたいな関係なので、どちらか一方が増えてもバランスが崩れてユーザーは逃げていきます。

ただラクマのマイナスポイントを改善させることで、ユーザーの動きも違ってくるような気はしています。

具体的に何がマイナスポイントなのか。
次の記事【オークション・フリマアプリ講座_】ラクマ、ここを直して欲しい続きます。

この記事のライター
川崎さちえ

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

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