こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。
3月18日に、メルカリとファーストリテイリングが、
高額転売防止にむけて提携することを発表しました。
翌日19日は、人気のユニクロJが発売になるタイミング。
牽制をする意味合いもあったのかなとは思います。
メルカリの中で検索ランキング1位を誇るユニクロは、
高額転売というイメージがあまりないのですが、
ユニクロJは即完売になるほどの人気ですよね。
私は着たことがないのですが、
多分着やすいし素敵な服なのだと思います。
当然話題性もあるのでしょうけれど。
低価格の商品が多い中で、ユニクロJは値段も高めですが、
メルカリではさらに高額での転売が起きているようです。
私もメルカリ内でユニクロJを検索してみたのですが、確かに高額で販売されていますね。
「買ったのは良いけれど、サイズが合わないので」
という理由が書かれていることもあるのですが、
「いやいや、そんなことはないだろう」と。
サイズが合わなくて残念と思うならば、そんな高額での出品はしないよね?と思ってしまいますね。
このあたりは見解の違いもあるのかもしれませんが、
誰がどうみても転売と思われる商品に関しては、
もっと突っ込んだ対応をして欲しいとは思います。
一方で、しっかり写真をとっていたり、
確かに手元に商品があるならば、あくまで価値のある中古品としての出品ができてしまいます。
ここは出品者の権利という話になってきそうです。
画像をそのまま転載しているのはルール違反ですけれど、
実物を撮ってるしな…、という話になってきますよね。
ここの線引きはとても曖昧ですし、おそらく明記ができないのだと思います。
今回のメルカリとファーストリテイリングの提携は、
転売を許さないぞという企業側からのメッセージとしては有効になってくると思います。
見てみぬふりをしてきた今までとは違うんだぞという強い主張ですよね。
おそらく、今後は他の企業も乗り出してくるでしょう。
これだけ転売が疑問視され、むしろ敵視されている中では、企業側の努力も求められます。
同時に、メルカリは「クリーンな市場を目指している」ということもメッセージとして出せたわけですから、
ユーザーへの安心材料にはなるでしょう。
(まだまだ納得できない部分も多いですが)。
メルカリと転売の戦いはまだまだ続きます。
ネット上では「転売サイト」「闇サイト」なんて言われてしまいますが、
今度は言われないように頑張って欲しいなと思ってしまいますね。