東京オリンピック・パラリンピックのボランティアユニフォームが売られている

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ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。

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東京五輪のボランティアユニフォームがフリマに?!

東京オリンピック・パラリンピックがほぼほぼ無観客でということで、出番がなくなってしまったボランティアの方もいます。そんな中、ボランティアのユニホームがフリマアプリに出品されているというニュースがありました。

2021年7月15日にメルカリで検索してみると、確かに出品されていたことがわかります。既に出品されていたものは売り切れになっていました。その時点で出品中になっていた商品はありませんが、これは削除の対象になっていたのでしょう。

ユニホームの転売は違法?

ボランティアのユニホームをフリマアプリなどで売ることに関しては、組織委員会が「活動のために渡しているもので、目的以外で使用するのは極めて遺憾」とのコメントをしているようです。ただし何らかの法的処置をするのかどうか、何らかの罰則があるのかに関しては触れていません。

そもそもボランティアのユニフォームを出品したのが、もともとボランティアに参加する予定だった人かどうかもよくわりません。というのもボランティアがなくなったので、知人にあげたりする人もいると思うのです。もらった人が出品する可能性があるので、ひとりひとりをチェックして追跡していくのも意外と時間がかかるのかもしれません。

一番懸念されることは…

ボランティアユニホームの転売で何が懸念されるかというと、1番は犯罪ではないでしょうか。ボランティアのユニフォームを着ていたら、なんだか油断してしまうこともありますよね。場合によっては会場に近づいたり選手に接近できる、もしかしたら会場に入れるのかもしれません。(その辺のセキュリティーに関しては信頼したいと思うのですが)。

このような制服に関しては、例えば警察や消防署、場合によっては宅急便業者のユニフォームなども同じような考え方ですよね。相手を油断させることによって何らかの犯罪を行うことをも考えられるので、フリマアプリではこのようなユニフォーム(制服)の売買が制限されている場合もあります。

コレクターの場合は一安心けれど

今回のボランティアユニホーム出品に関しては、値段から考えても買うのはコレクターなのかなとは思います。中には1着1万5000円というユニフォームも。

普段遣いはしないでしょうから、オリンピック関連の商品を集めている人、もしくは将来的に何らかの価値が出ると思っている人が買っているのだと思います。

ただこういうことがニュースになってしまうと、フリマアプリの印象がどんどん悪くなってしまいますよね。もちろんモラル的にどうなのか?と多くの人が感じる商品に関しては対応をすべきなのかもしれませんが、どこまで制限をかけていいのかという問題も出てくるのだと思います。転売に関しては、課題が山積みなのかもしれません。

この記事のライター
川崎さちえ

2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。

近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。

フリマアプリで売る
aucfan times(オークファンタイムズ)
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