無料で使える商品リサーチツール「差額王」

限られた時間の中で、数百、数千という大量の商品情報を効率よくリサーチするために、ツールを導入する人が増えています。最近リリースされた「差額王（さがくおう）」は、Google Workspaceアプリで、Googleスプレッドシートにアドオンするだけで無料で使えます。

しかし「興味はあるものの、差額王を使いこなせるか分からない」と悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は差額王のはじめ方や差額王を使った利益商品の見つけ方をご紹介します。

• 商品リサーチに多くの時間がかかってしまい困っている
• 差額王を使って何ができるか知りたい
• とにかく簡単に商品リサーチができるツールを探している

という方は、この記事を参考にして差額王でのリサーチを体験してみてください。差額王を導入してライバルに差をつけましょう！

差額王はどのようなツールか

差額王とは、株式会社オークファンが提供する商品情報の自動リサーチツールです。

差額王を使えば、かんたんな操作でラクに運用できます。商品の価格差、売れ行き、競合情報をAmazonから自動取得し、利益商品を効率的に見つけます。

具体的には、商品の販売価格や販売数、FBA数などをGoogleスプレッドシート™で一覧管理できます。

また一度登録した商品の最新情報もボタン一つで取得できます。商品に関連するサイトをまとめて開いたり、販売数やFBA数で絞り込みも可能です。差額王ならこれらの豊富な機能が無料で使えます。

差額王でできること

差額王でできることをご紹介します。

１．商品登録

卸やメーカー、卸のサイトから取得したJANやUPCを差額王に一括登録することができます。

JANやUPCをもとに、ASIN、商品名、商品画像、Keepaグラフ、販売価格、販売数、カテゴリ、ランキング、商品の重量やサイズなどの商品情報を取得し、Googleスプレッドシート™に一覧表示します。

さらに登録条件を設定すれば、低ランク商品や大型商品を除外したり、特定キーワードを含む商品を除外したりできます。

２．最新情報の取得

一度登録した商品の最新情報もボタン一つで取得できます。取得した商品情報、価格、販売数などの最新情報は一覧に反映されるので、いつでも最新情報をウオッチできます。

なお、取得する商品件数・項目の数が多いほど、取得に時間がかかるので、まずは必要な商品だけに絞って取得することをおすすめします。

３．関連サイトの表示

商品に関連するサイトをまとめて表示できます。

Amazonの商品ページや出品者一覧ページ、出品可否確認ページのほか、対象商品のKeepaグラフページ、「商品名」を検索キーワードにしGoogle検索やGoogle画像、Googleショッピングをまとめて開くことができ、商品の仕入れ判断に必要な情報を確認できます。

４．商品検索とフィルター

商品検索では、登録された商品のASIN、JAN、UPCをもとに、商品一覧から対象の商品を検索できます。検索結果をもとに商品一覧を絞り込み表示も可能です。

かんたんフィルタでは、販売数やFBA数、利益、利益率などから商品一覧を絞り込み表示できます。フィルタを活用し、徐々に商品を絞り込むことで、仕入れるべき商品を抽出できます。

事前準備

差額王は、Googleスプレッドシート™にアドオンするだけで使える無料ツールですが、いくつか事前に準備するものがあります。事前準備として必要なものを紹介します。

差額王のはじめ方 – 3分で完了！

差額王をインストール後、差額王のはじめ方ガイドに沿って設定していけば、すぐに差額王を体験できます。

はじめ方１｜差額王をインストール

はじめに、Google Workspace Marketplaceの差額王を開き、差額王をインストールします。

はじめ方２｜差額王 はじめ方ガイドに沿って設定

差額王では初めて使う人のために、差額王 はじめ方ガイドが用意されています。ガイドに沿って設定していけばおよそ3分で登録は完了します。

差額王の使い方 – 利益商品が見つける！

それでは実際に差額王を使ってみましょう。商品情報を登録して利益商品を見つけていきます。

使い方１｜商品登録する

まずは差額王に商品情報を登録しましょう。

差額王を開き、商品登録を選択します。登録したいJANやUPC、ASIN「コード」と「仕入価格」をカンマ区切りで入力します。たとえば「1234567890123,6500」のような入力形式です。

「1行1商品」としてまとめて入力もできます。ここでは3件のJANコードと仕入価格を入力し登録します。

次に、商品情報として取得したい項目にチェックを入れます。

取得項目は「価格、販売数、出品制限」から選択できます。ここでは価格と販売数にチェックを入れます。

登録ボタンをクリックすると、商品登録が開始されます。

商品登録が完了すると、商品画像、商品名、販売価格、販売価格、商品サイズ、カテゴリーなどが一覧表示されます。

使い方２｜商品情報をチェックする

先ほど登録した3件の商品情報を見てみます。

まずは、販売数・最頻価格欄の内容をチェックしてみましょう。

Keepaグラフや販売数、最も多く出現している最頻価格、競合となるセラーの数がわかるFBA数などが確認できます。KeepaグラフをクリックするとKeepaページが開きます。

続けて、購入価格欄以降もチェックしてみましょう。

購入価格には、商品登録時に入力した仕入価格が登録されます。なお、今回は仕入価格を商品登録時にJANコードと一緒に入力しましたが、一覧のセルに直接入力することもできます。

各種手数料も自動算出。利益・利益率は購入価格の値を元に自動計算されます。

使い方３｜利益商品を見つける

それでは、登録した商品情報に利益商品があるかチェックしてみましょう！

真ん中の商品の利益は3,661円です。

詳しくみていくと、この商品の購入価格は3,486円、販売価格は8,504円、各種手数料を差し引き、3,661円の利益が見込まれるという計算です。

一方、一番上の商品は利益がマイナスになっています。

この商品の購入価格は6,463円、販売価格は7,236円。各種手数料を差し引くと-502円となり、利益がマイナスになる見込みです。

このように差額王を使えば、数多くの商品の中から、利益商品を見つけたり、マイナス見込みになる商品を見つけたりできます。計算はすべて自動。手間をかけることなく効率的に利益商品を見つけることができます。

ほかにも、商品の最新情報をボタン一つで取得したり、商品に関連するサイトをまとめて表示したり、販売数やFBA数で絞り込み表示したりと豊富な機能がすべて無料で使えます！

詳しい機能についてはこちらの差額王の使い方ガイドをチェックしてみてください。

差額王の口コミ・評判

実際に差額王を利用しているユーザーの口コミ・評判を紹介します。導入前には口コミ・評判も参考になります。

商品情報の管理が簡単にできるようになりました。一度商品を登録すれば、最新情報のアップデートが簡単で助かってます

スプレッドシートへのアドオン機能なので、すぐに導入できました。無料なのに機能が豊富ですごい。最初不安だったけど、オークファンだったので安心しました！

差額王を使うことで、1件ずつ商品情報を確認する手間がなくなりました。自分の在庫数や販売数との連動がされるとさらに便利になると思います。今後のアップデートに期待してます

差額王のはじめ方、使い方、口コミ・評判まとめ

ここまで、差額王のはじめ方、使い方や口コミ・評判を紹介しました。

差額王を使えば、商品情報を効率的に管理でき、利益商品を見つけることができます。

差額王を使うために、Amazon大口出品者アカウントやKeepa有料プランの費用はかかりますが、差額王自体は無料で使えます。差額王以外にも様々なサイトやツールを展開しているオークファンだから無料でも安心して使えます。

一方、口コミ・評判にあるように「自分の在庫数や販売数との連動」機能がまだないので、今後のアップデートに期待しましょう。

差額王 はじめ方ガイドをみながら、無料インストールして差額王を体験してみてはいかがでしょうか。