ライブコマースのレビュー(コメント)は評価になる?集客するコツも紹介

ライブコマースのレビュー(コメント)は評価になる?集客するコツも紹介` ノウハウ・ガイド

ライブコマースはライブ配信を活用して、商品紹介からECサイトへの誘導につなげていく販売方法です。

ライブ配信の出演者と視聴者がリアルタイムでやり取りできるのが魅力の1つであり、配信中のコメントが盛り上がる要素になります。

そんなライブコマースのコメントは、ライブ配信後の動画で利用者が参考にするレビューとしても活用されます。

この記事では、ライブコマースのレビューについて、販売への影響や集客するコツなどをまとめました。

ライブコマースによる集客や売上アップを行いたい人は、参考にしてください。

ライブコマースの「レビュー」とは?

レビュー

ライブコマースのレビューは、ライブ配信中の視聴者コメントから、ほかの視聴者やECサイトの利用者が参考にする指標になります。

ライブコマースやレビューについて、基本的な情報を紹介します。

ライブコマースとは

ライブコマースとは、配信プラットフォームを利用して、ライブ配信で商品紹介を行う販売方法です。

2020年頃に海外の企業や販売者が導入を始めており、特に中国で爆発的な人気から市場を急拡大させました。

日本では海外で流行した時期に一部の企業が取り入れていましたが、近年になって市場規模が徐々に広がっています。

ライブコマースに合う配信プラットフォームの増加やライブ配信機能の向上から、個人でもライブコマースを行いやすくなりました。

ライブコマースにある「レビュー」とは

ライブコマースのレビューとは、ライブ配信中に視聴者から寄せられたコメントや質問、反応などの総称です。

ネットショッピングにおける商品レビューと同様に、ライブ配信の盛り上がりや配信内で紹介した商品を評価する基準になります。

配信中のコメントは「レビュー」となる

配信プラットフォームを利用してライブ配信を行った場合、配信中のコメントは画面上やコメント欄で視聴者も見られる状態です。

アーカイブ機能がある場合は、配信者側が設定しない限り、動画内にも配信時のコメントが見える状態で残されています。

そのため、リアルタイム視聴や動画で視聴した人は、コメントをレビューとして参考にする場合があります。

レビューが多いほど人気の高い配信?

ライブコマースに限らず、ライブ配信ではコメントが多いほど人気の高い配信とされています。

コメントがよい内容ばかりになるとは限りませんが、コメントが多く投げられているのは、一定の視聴者がいる証拠です。

目に見えて悪い配信内容や炎上するような発言がなければ、視聴者の多くは好意的なコメントを残していきます。

そのため、レビューの多さが人気を証明する要素になるのです。

「レビュー(コメント)が多いほど売れる」は本当?

ライブコマースではレビューが多いライブ配信ほど、ECサイトの商品が売れると言われています。

品質のよい商品や視聴者が興味のある商品という前提はありますが、コメントが購入する最後のひと押しになる可能性は十分あります。

コメント数と人気配信に相関性はある?

ライブ配信中のコメント数が多い場合、配信プラットフォームによってはおすすめ欄や検索した際に上位表示される可能性が高まります。

視聴者からすると上位表示されるライブ配信は、人気の高い配信に見えるため、興味を持って視聴するきっかけになります。

ライブコマースは視聴してもらわなければ意味がないため、コメント数による上位表示はECサイトの売上への影響も大きいでしょう。

レビューが多い=盛り上がった配信と評価される

ライブ配信中や動画化された際のレビューの数は、その配信が盛り上がったかどうかの指標になります。

ライブコマースは一定時間視聴する必要があるため、限られた時間で内容がよいライブコマースを見たいと考える人が多いでしょう。

そんなとき、レビューが多くて盛り上がっている配信であれば、少なくともライブ配信を楽しむ目的は果たせます。

反対に、盛り上がっていない配信の場合、紹介される商品やECサイトへの期待値が下がって、視聴を避けられる可能性があります。

ライブショッピングならではの「コメント」はうまく活用しよう!

通常のネットショッピングにおけるレビューは、到着時の梱包状態や実際の使用感など、商品に関連するコメントに限られます。

購入する際の基準にはなりますが、同じサイトで類似商品が販売されている場合、レビューの内容に大きな差が出ない可能性があります。

レビューに差がない場合は価格の安い商品が優先される傾向がありますが、価格を安くし過ぎると商品の売上は伸びません。

一方で、ライブコマースでは商品に関するコメント以外にも、出演者に対する感想やライブ配信を楽しんでいるコメントが書かれています。

出演者やライブ配信に好印象を抱いた場合、信頼できる販売元としてほかの商品よりも優先して購入してもらえる可能性が高まります。

そのため、ライブコマースにおける好印象のレビューをうまく活用すれば、商品の売上を伸ばせるでしょう。

レビューを増やすコツを紹介!

ポイント

ライブコマースでは楽しい配信内容やよい商品を紹介できると、レビューが増えます。

しかし、自然に増えるのを待っているだけでは、集客や売上につながるまで時間がかかってしまいます。

ライブコマースのレビューや閲覧数を増やすコツについて、確認しましょう。

レビュー(コメント)を増やすコツ

ライブコマースでレビューを増やすコツは、以下のとおりです。

  • 質問を投げかける
  • コメントを拾っていく
  • アンケート方式を取り入れる
  • どんな質問がきてもいいように知識を入れておく
  • なるべく複数の視聴者とやり取りする

ライブ配信をするうえでは当たり前の内容も多いですが、ライブコマースから初めてライブ配信を行う人もいるでしょう。

エンタメ性のあるライブ配信を目指して、コツを実践してみましょう。

質問を投げかける

ライブコマースでは基本的には自由にコメントできますが、ライブ配信中は出演者側で質問を投げかける時間を設けましょう。

出演者側から発言してもらえると、コメントしようかどうか迷っている人がコメントできるきっかけを作れます。

大まかに質問を募集してもいいですが、商品の大きさに関する質問など、具体的な質問を募集するとよりコメントしやすくなります。

コメントを拾っていく

ライブコマースでは質問を投げかける時間以外にも、余裕があるときは積極的にコメントを拾っていきましょう

商品に関する質問だけでなく、挨拶や何気ないコメントも拾うと、視聴者も親近感を抱いてコメントしやすくなります。

ライブ配信中に視聴者のハンドルネーム等が表示されている場合は、名前を呼びながらコメントを読むのもおすすめです。

質問に対する回答ばかりだと堅苦しい配信になる可能性があるため、適度な日常会話のようなコメントも心がけてください。

アンケート方式を取り入れる

配信プラットフォームによってはアンケート機能が使える場合があるため、ライブコマースでも活用しましょう。

内容としては、商品に関するクイズの回答や取り扱ってほしい商品ジャンルの募集など、基本は自由に使ってください。

アンケートをきっかけに自分の詳しい意見をコメントしたり、ほかの人の意見に対する反応を書いたりするため、コメントを増やせます。

アンケート機能がないプラットフォームの場合は、コメントに単語や数字を入力してもらうのも1つの手です。

ただし、コメントへの打ち込みを多用すると、露骨なコメント稼ぎで悪い印象を持たれる可能性もあります。

どんな質問がきてもいいように知識を入れておく

ライブコマースを行う際は商品やECサイトに関して、どんな質問がきてもいいように基本的な知識を入れておきましょう

質問に対してスムーズに答えられなかった場合、質問した人やほかの視聴者も質問する意味がないと判断される可能性があります。

何も知らない人が商品紹介していると思われると、販売者やECサイトの信用も下がってしまいます。

基本的な知識を覚えた後は、ライブ配信中に質問される可能性がある内容を想定しておくのもおすすめです。

ライブ配信前は覚えていても、配信中の緊張感からうまく質問に答えられない可能性があります。

事前に質問とその回答を想定できると、ある程度緊張感を和らげて配信に望めます。

なるべく複数の視聴者とやり取りする

ライブ配信中で頻繁にコメントする人や想定していた質問を投げてくれる人は、出演者にとってありがたい存在です。

しかし、同じ人のコメントばかり拾っていると、ほかの視聴者がコメントしづらくなります。

限られた視聴者だけでコメントが盛り上がっていると、コメント数が多くても過疎配信やコメント稼ぎのサクラと疑われます。

そのため、ライブ配信中はなるべく複数の視聴者のコメントを拾って、やり取りしましょう。

コメント数が少ない場合は同じ人を選ぶ回数は増えますが、そのなかでも偏りがないようにできると印象はよくなります。

閲覧数を増やして集客するコツ

ライブコマースのレビューの数を増やすためには、ライブ配信の閲覧数でもある程度の数を確保する必要があります。

閲覧数を増やして集客するコツは、以下のとおりです。

  • SNSなどを通じて事前告知をする
  • インフルエンサーを活用する
  • ブランディングをしてターゲットを絞る
  • 配信時間をあえてゴールデンタイムから外す

特にSNSの運用はライブ配信だけでなく、ECサイトにつなげるうえでも重要な要素であるため、積極的に活用しましょう。

SNSなどを通じて事前告知をする

ライブ配信を行う際は、SNSなどを利用してライブコマースの事前告知を行いましょう。

事前告知なしでいきなりライブ配信を始めても、よほど出演者や商品の認知度が高くない限り、視聴者は集まりません。

告知しても必ず集客できるとは限りませんが、SNSへの拡散によって新規視聴者の目に留まる可能性はあります。

事前告知は一定の登録者やフォロワーを得た場合でも、継続しなければいけません。

ECサイトのリピーターがライブ配信を見る時間を調整できるように、なるべく早めに告知を出しておくのがおすすめです。

インフルエンサーを活用する

資金面に余裕がある場合は、閲覧数を増やすためにインフルエンサーを活用しましょう。

ライブ配信への出演や案件としてインフルエンサーに依頼した場合、インフルエンサーのフォロワーを集客の対象にできます。

販売者のライブ配信に出演してもらう場合は、ライブ配信の主導権があるため、商品紹介は行いやすくなります。

一方で、事前告知がうまくできていないと、販売者の登録者数やフォロワー数に依存してあまり閲覧数は増えません。

インフルエンサーのライブ配信で紹介してもらう場合は、販売者のライブ配信よりも視聴者数は増える可能性が高まります。

しかし、商品や販売先の情報がしっかり伝えられないと、ECサイトまで辿り着いて購入される期待値は少し下がります。

どちらも一長一短であるため、出演するインフルエンサーと相談しつつ、自分のライブコマースに合うほうを選んでください。

出演料については、インフルエンサーが主体とするSNSや動画の登録者1人につき、1〜5円程度です。

ただし、登録者数以上に人気があったり、メディア出演が多かったりする場合はさらに高くなる可能性があります。

ブランディングをしてターゲットを絞る

ライブコマースで売りたい商品やジャンルが決まっている場合、SNSや配信先のブランディングを行いましょう。

ブランディングによりターゲット層を絞れた場合、売りたい商品に対して興味がある人に情報を発信して、購買意欲をあおれます。

女性向けの化粧品を販売する場合のブランディングの例は、以下のとおりです。

  1. SNSと配信プラットフォームは女性利用者が多い、InstagramやTikTokを中心にする
  2. SNSやライブ配信以外の動画投稿では女性向けの内容を発信する
  3. フォロワーや登録者がある程度増えてきたら、ライブコマースを行う準備を進める
  4. 資金面に余裕がある場合は化粧品をよく使う女性インフルエンサーに依頼する

ターゲット層がはっきりしていると、上記のように配信先や発信する内容も定めやすくなります。

あえてゴールデンタイムから時間を外すのもおすすめ

ライブコマースで思うように集客できない場合は、あえてゴールデンタイムから外した時間に配信するのもおすすめです。

ライブ配信全般で視聴者が多く集まるゴールデンタイムは、19時から22時土日祝と言われています。

ライブコマースでも基本的には狙い目の時間帯であり、ゴールデンタイムにライブ配信しても間違いではありません。

しかし、ゴールデンタイムはほかの販売者やライブコマース以外の配信も多いため、競争率が高まります。

そのため、よい時間帯や曜日を選んでも、視聴者が集まらない可能性があるのです。

そんなときにあえて時間を外して配信すると、ゴールデンタイムよりも集客がよくなる場合があります。

別の時間帯を試してみて視聴数が伸びなかった場合は、配信内容の見直しやゴールデンタイムの配信に戻すのを検討しましょう。

ライブコマースでもっと売上を伸ばすには?

ライブコマースはレビューや閲覧数を増やすだけだと、ECサイトの売上につながらない可能性があります。

ライブコマースでもっと売上を伸ばす工夫は、以下のとおりです。

  • ライブコマースの目的やKPIを考える
  • 商品に合わせた配信時間やタイミングを選ぶ
  • ほかの配信と差別化する
  • ライブ配信限定の特典を用意する
  • アーカイブを広告に活用する
  • 販売者もライブコマースを楽しむ

商品ジャンルやライブ配信内容にかかわらずできる工夫であるため、ライブコマースの成功に向けて実践しましょう。

ライブコマースの目的やKPIをきちんと考えよう

ライブコマースでは目的を明確化すると、配信に必要な準備や配信内容を定めやすくなります。

ビジネスにおいてKGI、KPIという考え方があり、ライブコマースにも適用できます。

  • KGI(Key Goal Indicator):経営目標達成指標、重要目標達成指標
  • KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標

大まかな目標であるKGIに対して、KGIを達成するための中間目標になるのがKPIです。

KGIとKPIを取り入れたライブコマースの例として、以下のような流れで進んでいきます。

  1. KGIとして「1年間で50万円の売上アップ」を最終目標に設定する
  2. 50万円を12か月で割った場合、1か月あたり4.1万円は売上アップする必要がある
  3. ライブコマースを導入した直後は、すぐには結果が出ないと予測する
  4. KPIとして「1ヶ月で3万円の売上アップ」を中間目標にする
  5. 実際にライブコマースを行った1か月後、KPIを数値化して分析する
  6. 達成した場合は中間目標の上方修正を考えて、達成できなかった場合は翌月に向けて配信内容などを改善する

売上以外にもライブ配信のレビューや閲覧数でも目標設定して、達成するための手段や工夫を明確化していきましょう。

商品に合わせた配信時間やタイミングの配信がおすすめ!

集客するコツでも配信する時間帯に触れましたが、売りたい商品によってはゴールデンタイム以外の時間帯が適する場合があります。

たとえば、子ども向けの商品を売りたいとき、親だけでなく子どもにも商品を見てもらえると購入される可能性が高まります。

しかし、ゴールデンタイムはほかのコンテンツも多いため、子どもの視聴者も簡単には集まりません。

そのため、幼稚園や学校から帰ってくる15時頃に配信して、集客を狙うといった工夫ができます。

販売者側で活動時間に余裕がある場合は、1日に複数回のライブ配信をして各時間帯の集客を狙うのも1つの手です。

SNSや動画でバズった商品は、鮮度が大事であるため、なるべく早く紹介できると注目を集められる可能性が高まります。

ほかの業務や生活形態によっては難しいかもしれませんが、可能であればいつでもライブ配信できる環境を整えておくとよいでしょう。

ほかの配信と差別化する

ライブコマースでは、ほかのライブコマースを活用する販売者と類似商品やターゲット層が被りやすいです。

似ているライブ配信のなかで埋もれないためにも、ほかの配信と差別化できる要素を作れるとよいでしょう。

売りたい商品にこだわりがない場合は、マニアックな商品や希少価値の高い商品を取り扱うのも1つの手です。

商品を変更できない場合は、ライブ配信内の企画や出演者のキャラクター性で差別化できる部分を探していきます。

ただし、意外性を重視して商品紹介が疎かになると、ライブ配信としては楽しくてもライブコマースとしては失敗です。

ライブ配信限定の特典を用意する

ライブコマースでリピーターを増やしたい場合は、ライブ配信限定の特典を用意しましょう。

リアルタイム視聴のみの特典がある場合、以下の効果が期待できます。

  • 購入を後押しするきっかけになって、結果的にECサイトの売上が上がる
  • リアルタイム視聴者が次回以降のライブ配信を見るモチベーションになる
  • ライブ配信後で特典についての感想が拡散されて、新規視聴者の獲得につながる

特典の内容としては、

  • ライブ配信中の割引やクーポンコードの配布
  • 先着限定カラーの販売
  • 視聴者プレゼント

などが候補です。

これらはライブコマースにおいて必須で行うものではありませんが、うまく活用できると集客や売上につなげられます。

アーカイブを広告に活用する

ライブ配信後にアーカイブ化した動画は、動画サイトやSNSに投稿して、商品やECサイトを宣伝する広告として活用しましょう。

リアルタイム視聴できない人も、アーカイブから視聴して商品を購入するきっかけを作れます。

ただし、配信プラットフォームによっては動画を録画できなかったり、ほかサイトへ共有を禁止していたりする場合があります。

各プラットフォームの利用規約をよく読んでから、可能な場合はアーカイブ動画を活用しましょう。

ライブコマースをとにかく楽しもう!

ライブコマースは商品紹介だけでなく、ライブ配信によるエンタメ性も重要な要素の1つです。

ライブ配信をする出演者が楽しそうにしていないと、視聴者もそれを感じ取って盛り上がれない可能性があります。

視聴者が楽しめるような企画や商品を用意しつつ、出演者自身も楽しい気持ちを持ってライブ配信に望みましょう。

まとめ

まとめ

ライブコマースのレビューについてまとめると、以下のとおりです。

  • ライブ配信中のコメントは、配信の盛り上がりや商品の質について判断するレビューとして見られる
  • レビューが多いライブ配信ほど人気が高い配信として見られて、ECサイトの売上も高くなる
  • ライブ配信中に質問を投げかけたり、日常会話のようなコメントも拾ったりすると、視聴者も親近感が湧いてコメントしやすい
  • 商品やECサイトに関する知識を頭に入れて、想定される質問に対する回答を考えてからライブコマースを行う
  • 閲覧数を増やすためにはSNSやインフルエンサー、配信時間帯の変更を活用する
  • ライブコマースを行う目的の明確化やほか配信との差別化、ライブ配信限定の特典の用意などが売上を伸ばす工夫となる
  • エンタメ性を提供するために、販売者や出演者もライブコマースを楽しむ

コメントが多く集まるライブ配信にできた場合は、ライブコマースの集客や売上アップの効果も大いに期待できます。

ライブコマースを始める際は、レビューを増やす方法も意識しつつ、ライブ配信の内容や企画を考えていきましょう。